奥飛騨温泉郷にある有名な深山荘の露天風呂。先月やっと行けることに
なったのですが、近年にない大雨となってしまいました。
深山荘には、川を挟んだ駐車場から吊り橋を徒歩で渡って行くのですが、
駐車場についたとたん濁流の轟音が聞こえてきました。
連れ合いが、え!!この橋を渡るの?怖い怖い怖い。私も怖かったがや
っとこれた深山荘なので、なんとか説得して二人で恐る恐る渡りました。
その時の写真がこれです。(動画映像はアップロードが重くて投稿断念)
川と接している石垣のところがたぶん大露天風呂
今振り返って考えると、いくら無事だったとはいえ、この段階で断念す
るべきだったと思います。とにかくハンパじゃない。よく災害のテレビ
映像にある川の濁流じゃないか。深山荘も含めて避難指示が出ていても
おかしくないレベルだったと思います。
なんとか宿に到着。宿の受付には、おばあちゃんがいた。「今日は雨す
ごいですね 露天風呂大丈夫ですか?」と私。「あ、大丈夫ですよ」と
即答。ああ大丈夫なんだと、連れ合いに伝える。一番目当ての露天は男
女混浴なので、連れ合い用の湯アミを500円でかりる。おばあちゃん
は、軽く「濡れたのはそり辺においといてくれればいいから」と・・。
怖がる連れ合いに、大丈夫って言われたよと説得・説得。川の濁流の音
と雨が我々二人を待ち受ける。
二三歩踏み出した時、後ろから声が聞こえた。振り向くと、宿の若旦那
っぽい人が何か言っている。雨と濁流の音で良く聞き取れない。
歩み寄って耳を傾けると、今日は大露天風呂は危ないのでやめた方が良
いとのことだった。やっぱそうだよなーと、強がっていた私も納得した。
だれかに止めて欲しかったのだ・・本音はね。
その後、大露天はあきらめ、男女別の露天に連れ合いと向かった。でも
連れ合いは川の濁流の音の恐怖から逃れず、私と別れた後に入浴を断念。
そうゆう私も、タオルを連れ合いから受け取るのを忘れ、断念した。
※2020.03.23動画をアップしました。
宿に戻ると、連れ合いは若女将?から普段の美しい露天の写真を見せて
もらっていた。入浴料・湯アミ代金も返金してくれたそうだ。私の分も。
普段の露天風呂の写真(HPより)
大丈夫って言っていたおばあちゃん。無事だったけれど、とても大丈夫
とは言えないよなーと、連れ合いと顔を見合わせた。
次回は、是非晴れた日に行きたいと思ったドラパパでした。
普段はとても静かで。川まで行けるそうです。再チャレンジ!
深山荘HP