今日から消費税が10%。テレビの懸賞やラジオのリクエストに
欠かせないハガキも62円から63円になった。
今日、家に残っていた62円ハガキで懸賞に応募するため、街の
セブンイレブンに追加の一円切手を買いに行ったが取り扱い無。
近くの郵便局に行って購入した。さすがに1枚というのは気が引
けたので一円切手10枚と63円ハガキを5枚購入した。
さっそく62円ハガキに一円切手を貼ったのがこれだ。
久しぶりに一円切手を目にしたが、なぜか懐かしいというか昔み
た同じ肖像だった。この御仁、名前は「前島 密」。日本の近代
郵便制度の創設者の一人であり、「郵便制度の父」と呼ばれる。
記憶にあるはずだ。他の日本の切手がたびたびデザインを変更さ
れている中、この一円切手だけは昭和22年の初発行から一度もデ
ザインが変更されていないというからすごい。よっぽど郵政事業
に貢献された方なのだろう。
消費税が導入されている昨今、一円玉一つで買えるものを私は他
に知らない。これも切手・ハガキは購入時には非課税だからなせ
ることだ。
細かなことが気になる親父は、この購入時には非課税というのが
頭の中で良く消化できていない。会社勤めをしていた頃、使用す
ると消費税がかかると聞いて、なんとなくそうなのか・・と分か
ったつもりでも未消化だ。
郵便料金には消費税がかかる。つまり、封書を郵送すれば今日か
らは84円で内消費税がたぶん8円となるはずだ。切手と両方に
消費税をかけると二重課税になるとの処置のようだが、頭の中で
うまく消化できない。
たぶん、62円ハガキに1円切手を貼ったこれを使用した時に、
消費税がかかるのだが、使用した時とはいつなんだろう。ポスト
に投入した時か、局で消印が押された時なのか・・気になる。
ハガキ63円の内の消費税(たぶん6円)は、きっと日本郵政株式
会社が国に収めることになるんだろうが、これも実際は仕入れの
部分の消費税を引いてとか・・突っ込んでいくと税金は難しい。
久しぶりの一円切手を使って、これまた久しぶりに考えてしまい
ました。「下手の考え休むに似たり」ですが・・。
話は違うけれど、難解というより無理無理の軽減税率。昔昔の自
民党だったらきっと連立を解消してでもこんなことは導入しなか
ったのではないか。年金にしても、難解すぎて本当に理解できて
いる人はどれだけいるのだろう。優秀な官僚の方に聞かなければ
わからないような事は、いつか見直される日が来ることを願う。
最後は一円玉からずれた話となってしまいました。m(_ _)m