細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

キログラム原器が今年5月に廃止されていた話

恥ずかしながらこの歳にして、今だに「質量」について惑い惑わされている細かなことが気になる親父です。

今の時代、情報は溢れる程インターネット上にあるのですが、さしいと言われる解説を見ても読んでもなぜかすっきりしません

たぶん、何か根本的なところで変な思い込みや、細かなことが気になって頭が拒絶しているようです。

私の愛読書、堀源一郎氏著の「宇宙と星99の謎」昭和50年発刊の中の質量に関する説明で、慣性質量や重力質量、一般相対性理論にも触れて解説されていますが?です。
たぶん、冒頭で「質量」は「質量」としか言いようがない書かれているのが引っかかっているのかも知れません。

昨日も、ネットで自分の気になっていることを調べていました。
すると偶然キログラムの定義が2018年11月16日に改定され2019年5月20日に発効されたことに気が付きました。
昔昔何かの授業で教わったことがある国際キログラム原器が廃止され、物理的でない新定義による数式?で決められることになっていたのです。

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          ↑ 廃止されたキログラム原器の画(ウィキペディアより)

知っている方も多いとは思いますが、私自身はちょっと驚いたのでここに備忘録的に書き留めておきます。定義の詳しくは、kgを検索していただければと思いますが、一番わかりやすいと思った臼田 孝さんの解説のみ以下に引用して書き留めておきます。

キログラムの新定義
キログラムはプランク定数の値を正確に6.62607015×10のマイナス34乗ジュール・秒(Js)と定めることによって設定される

キログラムの定義を別の言い方で表現すると

「1キログラムは波長633ナノメートル(赤いレーザーポインターの光に相当)の光子の約3×10の35乗個分のエネルギーと等価な質量」

しかし「質量」については、まだまだ自分の中で消化不良中です。
私の理解とは、細かい定義や数式はつかわずに、なるほど!と思えるアインシュタインも多用したイメージ(例え)です

質量の定義の中に、水の比重を使っているところが今日は引っかかっています。昨日はkgが引っかかっていました。ま、時間はあるので続いてゆっくり調べていきたいと思います。

                                         2019.11.13 記