今年5月、「CMまたぎ」の多用は視聴者の反感を買うようだと
デイリー新潮が伝えた。
デイリー新潮さんの記事
全くもってそのとおり。それを取り上げた livedoor NEWSの、
「CMまたぎ」をやめぬTV局 視聴者離れやCM商品への嫌悪感な
ど逆効果 との見出しに共感する。
録画機器のCMスキップ機能やタイムシフト視聴率なるものが出
てきたのがその証左ではないか。
CMの多さも伴って、番組を録画で見る傾向が強くなっていると
いう。私自身、ドラマ系はすべて録画でみている。
しかし、タイムリーにみたい知りたいニュース番組については
録画で見ることはないので、どうしてもCMに付き合わざるを得
ない。
そんな中、日本テレビ『news every.』(ニュース・エブリィ)
を見ていたら、毎日同じ時刻にCMまたぎをやっていることに気
づいた。ここ信州ではテレビ信州が配信している。
夕方の6時10分頃、ニュースとニュースの間にCMが入るのだ
が、CMの直前に次のニュースの予告が入る。CMの途中にも多い
時は2回位その予告編が流れ、そのニュースの期待値を上げる
のだ。ところが!CMの後に流れるのは違うニュースなのである。
あれ?と思って見ているとその次のニュースに予告編のニュー
スが流れるのである。図示するとこんな感じ。
とうとうニュースでまでCMまたぎかよ~ と悲しくなる。
細かなことが気になる親父としては、番組への意見・提言もし
てみたがそれこそ何の音沙汰もない。
ただ、昨日、いつもの時間のCMまたぎはあったものの、変な
ニュースとばしはなかった。
CMまたぎはやめられなかったが、変なニュースとばしについ
ては意見・提言を取入れてくれたか、たまたま昨日だけだった
のか。今後も注視していきたい。※12/25やっぱり変わらずやっていた。
TV離れが進んでいるとも言われている昨今、TV業界には大いに
反省して欲しい。米NBCがCMの全体量を減らす“奇策”を打ち
出し、より効果的なCMの流し方を模索する動きが活発になって
いるという。日本のテレビCMの形式も変わっていって欲しいも
のである。 2019.12.20 記