郵便局で販売されているお線香セット「翠麗」は、切手を貼って、そのまま送れる「お悔やみカード」と「お線香」のセット。
以前、結構便利な郵便局の「お線香セット」と「レターパック」のお話として紹介したことがあった。
今回、遠戚に不幸があり、「御霊前袋等現金を同封する場合は、「定形外現金書留」として郵便局から出せる」を初めて利用することとした。実際どうやって送るのだろうと気になっていたので、まず「セット」を購入(1100円)する際に、窓口の職員(勉強熱心な顔見知りの好青年)に、「これ定形外現金書留」で送れるよね?と念のため確認した。
ところが・・本来は現金書留と別に・・とか変な説明をし始めたので、ホームページにも掲載されているから確認して!と業務指導?的にやさしく伝えると、奥の方に行って何やらパソコンをいじり始めた。私もスマホで掲載されていたページを探した。
私の方が早く見つかったので、好青年を呼んでみせてあげた画面がこれ。
これ、実は6年も前の2014年に当時の郵便局が発表したプレス資料なんだけど、かなり分かりにくいところにあって、かつPDFなのだ。好青年が窓口業務を始める前だから無理はないかも知れないけれど、ちょっとホームページ上の情報も少ない。あ、書いてありますね、大丈夫ですと好青年。
明日、またお願いにくるのでよろしくねと伝え、よく調べておくように暗に伝える。
そして、自宅に戻り、あて名書きや御霊前袋を用意、セットの中に入れた。
本日、再度郵便局を訪れると、好青年が私の顔を見て飛んできてくた。
どうやるのかおじさんも気になってさ~と言うと、あの後色々調べましたとか言って
セットに白いシールを貼って、割り印3か所を求めた。この辺は普通の現金書留と同じ
イメージである。念のため印鑑を持って行ったが、たぶんサインでも大丈夫である。
そして支払った料金は次のとおり、今回は損害賠償自己申告額を2万としたのでこの
値段となった。お線香もそれなりの重量があるので700円程度なら了としなければ。
帰りがけに、「いつも勉強させていただきます」と好青年。応援したくなる。
隣では小包二つを送ろうとしているおばあちゃんが、「本当に送れるの?」となんかお怒りのご様子。「だってさ二人でこんなに時間かかって・・ヤマトならすぐだよ」などと言っている。確かこのおばあちゃん、私が来る相当前からいたな~と。
確かにヤマトの受付の手際よさから比べると、この局の窓口はいつも心配になる。好青年も、早くプロになって欲しいと思った細かなことが気になる親父でした。
2020.08.26 細かなことが気になる親父 記