細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

店の名は「茜館」、拉麺と昭和ノストラジーを満喫 壁に飾ってあったのは・・大物歌手の写真

そのお店は長野駅近くの集合住宅の一階のテナントに入っている。名は「茜館」。
もう何十年もその看板をみていたが、車で通り過ぎるだけで入ったことはなかった。

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ところが何年か前に、素朴なラーメンを探してネット検索で気になったのがこの茜館だった。ネット検索でも、ある一人の方のプログに登場するだけの穴場的存在だった。

訪れられないまま時が過ぎていたが、今回ようやくそのドアを開けることができた。

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店のドアを開け、目に飛び込んできたのはまさに昭和のスナックそのまま。よく通った昔の思い出が脳裏をよぎる。カウンターに一人女性が座っていた。違っていたら申し訳ないが、還暦すぎたこの親父よりさらに十は上ではないかと思われる。

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12時にはまだ時間があったせいか他にお客さんはいなかった。

意外?にも、やおら私に近づいてきたと思ったら、おでこで検温。へ~しっかりしているなと感心。今日の定食は・・・としゃべる女将だったが、今日は「ラーメン」を食べにきたと伝える。スナック風の店内とはギャップがあるメニユー。

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待つ間、店の中を見渡していると、メニューの他に色々なものが目に入ってきた。
「令和二年の昔カラオケベスト」の張り紙。ん~。知らない歌が多い。私よりかなり年配の方々が常連さんだと分かる。昭和も昭和の前半ではないだろうか。

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ラーメンが出来てきた。女将にここはいつからと聞くと、茜館としては3代目で自身は35年になるという。

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卵もチャーシューもない(ハムような何かの肉は入っていた)シンプルなラーメンだ。
しょうゆ味では珍しいコーンが入っていた。味も、昔飲んだ後に締めの一杯で食べた屋台の味。こうゆう味がなぜか嬉しくなる。

食べ終わる頃、常連さんと思われる私よりかなり年配のお客さんが何組か入ってきた。
会計をしようとしてふと横をみると、写真が額にいれられていくつか飾ってあることに気が付く。その中で目にとまったのが、これ。

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えー島津亜矢さんも来たことあるんだ?と私。
そうね30年以上前かな。今と比べると・・・(自主規制)だね、と女将。
若い!確か現在50才位なのでまだ10代だった頃だろう。へー。ごちそうさま。また来ます!と言って店を後にした。定休日:日曜・祝日 営業時間:11:00~21:00 
昭和ノストラジーを満喫した昼食のひと時でした。

2020.10.23 細かなことが気になる親父 記