細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

628袋目:キリマル 家庭用ラーメン しょうゆ味 

インスタントラーメン 628袋目は、

 キリマル 家庭用ラーメン しょうゆ味

 小笠原製粉株式会社    賞味期限2020.08.05(令和2年)

もともとは、449袋目に掲載した同社の看板商品のキリンラーメンだ。
キリンラーメンは1965年に誕生した超ロングセラー商品だった。それ
が2018年に「キリン」の商標権を持つ飲料大手キリンが商標を使用し
ないよう求めていた訴訟が東京地裁で和解し、53年間続いた「キリン」
の商標使用をやめることになった。現在の名前は公募で決まったもの
で同年この「キリマル」として再登場となった。
個人的にはなんとかならなかったものかと思うが、裁判は避けて小笠
原製粉側が折れた形となった。商標権はなかったものの、先使用権で
争うものと思われたが、落とし穴があったというのだ。それは、キリ
ンラーメンが販売競争の中で平成10年から一時生産中止にしたことの
ようだ。法的なことは門外漢であるが、麒麟は想像上の生き物、キリ
ンは実在の生き物、本当になんとかならなかったのか。悲しい物語。

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<このカテゴリーについて>
昭和40年代後半から実際に食してきた、インスタントラーメンの空袋
を、データベース的に過去から順次掲載しています。平成に入ってか
らは、主に好きな醤油味に絞って購入・食していました。
記憶だけを頼りにしているので、重複掲載もあるかもしれません(^^;