少し前ではマイナポイントの申請、最近ではマイナンバーカードの健康保険証の申請に必要となるスマホからの認証。認証にはマイナンバーカードをスマホにセット(当てて)して通信する必要がある。
私のスマホ(au AQUOS sense3 SHV45)には、いわゆる非接触IC通信マークが見当たらないのでお国のポータルサイトにある機種別の読み取り位置を確認する。
参考:非接触IC通信マーク
確認したのは、①公的個人認証サービス(以下JPKI)ポータルサイトと②マイナポイントポータルサイトである。
①公的個人認証サービス(以下JPKI)
②マイナポイントポータルサイト
微妙な違いはあるが、カードを縦型にして裏に当てる案内となっている。
この微妙な違いも、後にとんでもないお役人体質をあぶりだしてしまうのだが・・。
一応ここまで確認して、何回もトライするものの読み取ってくれないのだ。
マイナポイントの時は、あれこれいじっていたら偶然つぼにはまったのか読み込めたのだが、今回は何としても読み込んでくれないのだ。
そこで、まずはauさんに問い合わせてみることにした。
そもそも②の案内にある黄色いシールなどスマホに付いていないからである。
先のお国の案内の話をしながら調べてもらっていると、とんでもない事実が判明したのだ。「お客様のこの機種には分かりにくいんですが、二つのカメラレンズの間に非接触IC通信マークがあります」というのだ。
え!!!!! だ。だとしたら、このお国のポータルの説明は何なんだとなる。
なぜなら、非接触IC通信マークをマインナンバーカードの中央に当てるのが通信の基本だからである。二つともあの当て方では中央にはこないことになる。
auさんにはとりあえずここまでの確認として、自分のスマホを早速確認してみた。
すると、確かに分かりにくいもののあったのだ。
これはその写真だが知らなければまず気が付かないのではないだろうか。
その事をマイナンバー総合フリーダイヤルで伝え、案内の正誤を確認するよう話すも、なんともラチがあかない。しかも「調べてから回答します」との回答はしてはいけない決まりだというので、保留を繰り返すこと一時間。
先の①JPKIにも確認してもらったが、「メーカーから出されている資料のとおり」なにかあればメーカーに聞いてくれだけだったらしい。
問題を自ら改善しようとしないお役人体質そのものを強く感じてしまう。
先に少し触れた公的個人認証サービスポータルサイトとマイナポイントポータルサイト
の説明の微妙な違い(カードの向き)の説明に至っては、むしろ笑えてしまい哀れさを
さえ感じる説明(JPKI)だった。
マイナポイントは上向きで保険証は下向きだという。何言ってるの!!ど素人でも目的によって読み方が違うなんていうのは有りえないと思う。その説明はおかしいし、そもそも案内が違っているのではないかと質問しているのに・・・。
もうマイナンバーの相談窓口もあてにならないので、auに聞いたスマホのレンズ当たりをマイナンバーカードの中央に当ててみるとすぐに認証してくれた。
これで良し良しとは、細かなことが気になる親父としては止まらない。
実際に読み取れたことで、案内の間違いが明らかになったと判断した。
再度、マイナンバーの相談窓口に連絡し事実関係の確認と善後策の検討を提案した。
ただ、これも最初に対応した方がみつからず、新しい人に最初から説明するはめとなり20分を要してしまった。
au AQUOS sense3 SHV45を使用している方の参考になれば幸いだが、その他の方にも案内に間違いがあることを知って頂ければと思う。
ちなみに健康保険証の申請は繋がれば簡単にできました。
2021.02.25 細かなことが気になる親父 記