細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

「なんすい」だけど「こうすい」とはこれ如何に

ドラパパからドラジージになって赤ちゃんのミルクを作ることになり、初めて知ったというか気づいた話。

ミルク作りに適した水は軟水。お出かけの時には適したペットボトルの水を持っていきたい。改めて最近購入したペットボトルをみると書いてある書いてある。
「赤ちゃんのミルク用としてもおすすめです」と。

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さらにラベルに目をやれば
「なんすい」だけど「こうすい」となぞかけみたいな記載があった。
漢字では「軟水」と「鉱水」であって「硬水」ではない。

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その心は、「鉱水」のミネラルウォーターで、硬度は「軟水」ということだった。

少し調べてみると、鉱水(こうすい)とは「ポンプなどにより採取した地下水のうち、
溶存鉱物質(水に溶け込んでいるミネラル成分)等により特徴付けられる地下水」のことで、農林水産省の『ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン』により定義されていた。ペットボトルには、原材料は同じ水でも、その水の出所を7つに区分して記載する必要があり、その一つが「鉱水」だった。
細かなことが気になるな~(^^;

以下ご参考

農林水産省『ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン

1.浅井戸水:浅井戸からポンプ等により取水した地下水
2.深井戸水:深井戸からポンプ等により取水した地下水
3.湧水:不圧(自由面)地下水、被圧地下水の区分によることなく、自噴している地下水
4.鉱泉水:自噴する地下水のうち水温が 25℃未満の地下水であり、かつ、溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水
5.温泉水:自噴する地下水のうち水温が 25℃以上の地下水、又は、温泉法第2条に規定される溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水のうち飲用適のもの
6.伏流水:上下を不透水層に挟まれた透水層が河川と交わるとき透水層内に生じる流水
7.鉱水:ポンプ等により取水した地下水のうち溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水

また水の硬度は、{カルシウム濃度 (mg/L)×2.5 + マグネシウム濃度 (mg/L)×4.1}で炭酸カルシウム(CaCO3)含有量に近似され、厚生労働省ではその量が60mg/L以下の水を軟水、60~120mg/Lを中硬水、120~180mg/Lを硬水、180mg/L以上を超硬水と定義している(wikipediaより)

2021.04.14  細かなことが気になる親父 記