「もう一度だけ会いたい人」
はてなブログさんのテーマにもなりそうだけど・・
生きている内にもう一度だけ会いたい人
人生の最後に会いたい人
似ているようでも全く異なる2つの問。
後者についてはネットに実アンケートがあった。ネットにしては極めて皆真面目に回答していてかつ納得できる内容だった。最後になる年齢やその時の家族構成によっても変わってくるのだろうが、今の私であれば妻になる。
かたや前者の問は現世の中での我儘な願望なのだろう。いつも会えている、会おうと思えば会えるを除く中での会いたい人となる。また、消息不明であってもどうしても会いたい会わねばならない人なら、調査会社にお金を投資してでもとなる。とすると、前者の問は調査にかけるお金がない、あるいはお金をかける程ではない消息不明あるいは音信不通の人の中で会いたい人は誰かという問になる。
私の場合・・・・
今から半世紀前の小学校高学年の時に始めた文通相手の住所だ。今だに覚えている。文通・ペンフレンドなど今の小学生には死語かもしれない。彼女の名はN子。
文通は最終的に二十代半ばあたりまで続いた。まさに私の青春時代を全て通して知っていた女性だ。初めて実際に会ったのは高校生になってからで東京の上野だった。すぐN子だとわかった。
その後何年かして何かの感傷旅行で東北に旅した際にもう一度会った。次に会ったのは彼女の結婚式。無理をいって招待してもらったものの、周りからお前は誰だという視線と質問責めにあったこと位しか記憶にない。そしてまた何年か過ぎ、彼女が離婚したことを知らせる手紙が届いた。
ここで私の記憶は途切れ、早40年位経つ。
生きていてくれるなら、私と同じアラ古稀となる彼女。
四度目の出会いはもうないだろう。淡い思い出だけを心にしまっておきたい。
でも・・もしこのブログを目にすることがあってコメントがあったなら・・・
こんなことを考えてしまう今日この頃、歳のせいか・・。
2022.04.08 細かなことが気になる親父 記