過日日本テレビの「クイズ あなたは小学5年生より賢いの?」を見ていたらここ長野県に接している県はどこか?という確か4択問題が出題されていた。
長野県人にしてみれば簡単な問題でも他県の方にしてみれば十分問題になるんだな~
と思った。いやいや自分だって長野県以外の県の隣接県は答えられない。
ちなみに長野県が接している県は8県あり日本一多いという。
新潟・群馬・埼玉・山梨・静岡・愛知・岐阜・富山の8県だ。
ふと思い出したのが、長野県歌の「信濃の国」の歌詞である。
「信濃の国」は長野県民が子供からご老人まで誰でも歌える全国的にも稀有な県歌だと思う。私など長野から東京に出た時に他県の人が「信濃の国」を知らないことに驚いたくらいで全国の人が知っていると思っていた(^^;
※「信濃の国」は1900年(明治33年)に発表され、1968年(昭和43年)に県歌として制定
その「信濃の国」の冒頭の歌詞が・・
信濃の国は十州に境連ぬる国にして(以下略)
であり、十州に境を連ねているとある。
さて、今は8県が境を連ねているが昔の十州とは何か改めて気になった。
前置きが長くなりましたが、今日はあらためて調べてみた境連ぬる十州の備忘録です。
結論としては次の図が分かりやすい。
昔の越後・上野・武蔵・甲斐・駿河・遠江・三河・美濃・飛騨・越中の10の国をさす。現在の静岡県と岐阜県が各二つの国になっている。
では「信州」と同様に各国も〇州いうのか。いうとしたら何州か?
これについては以前私もお世話になったレファレンス協同データベースに解説があった。(越州が二つ:現新潟と富山)
越州・上州・武州・甲州・濃州・飛州・駿州・遠州・三州
ま、大抵はこのへんで調べは終わるのでしょうけれど、別称・異称だとしても〇州という呼び方に何か法則はあるのか調べられているサイトをみつけた。日本歴史地名大系ジャーナルさんである。興味がある方はこちらを
ん~すばらしい。絶対小学5年生より賢い!!!
細かなことが気になる親父 記