犀川(さいがわ)は長野県内を流れる信濃川水系の一級河川で、松本の梓川から千曲川との合流部までを一般的にはいう。数々の伝説や景勝地がある。また東京電力の水力発電所ダム5つが連なってあることでも知られている(知る人だけ(^^;)
その犀川で、やや長野よりに位置する信州新町は県歌に歌われる名勝【久米路峡】の久米路橋や東京電力の水内ダムがあり、その昔は九斎の市が開かれ松本と長野をつなぐ要所だったそうだ。写真は町の川沿いに掲げられた記録看板だ。
前置きが長くなってしまったが、今日の忘れた夏休みの宿題はここに書かれている【弥太郎の滝】はどこにあるのか(あった)だ。犀川沿いを車で通ってもそれらしき滝はみたことがなく、ずーと気になっていたからだ。
ネットで調べると当町の町史に記載がありそうだとわかったので、久しぶりに図書館に行きその宿題に取り掛かった。調べ始めるとわりと直ぐに答えが見つかった。
これはその記述箇所であるが、今はなくなった衛生センターの下とあった。さらに一般的な滝ではなく、川底から大きな石の間から涌き出るように見える滝だという。見当たらないわけだ、そこは今では先の水内ダムの湖となっているからだ。
何故【弥太郎の滝】と言うのかについても諸説あるようだが、ここでは弥太郎という名の人がこの滝を筏で下りきったことに由来しているようだ。
これにて忘れた夏休みの宿題の一つが終わったことにしたい。今年の夏は当地のもう一つの宿題にも挑んでみたのでまた書き留めておきたい。
細かなことが気になる親父 記