細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

「敬老の日」の他に「老人の日」も存在していた。自分を見つめなおす記念日としよう(^^;

私の行きつけの店に貼ってあった敬老の日の優待ポスター。

もうじきかな~と思いながら、年齢をみたらドラパパも対象だと気づきました。

コロナワクチンの時は高齢者の末席に滑り込んで早めの接種ができたものの、この「敬老」の言葉の響きにはまだなんか抵抗があります。

気になって、敬老の日についてググっていたら、なんと「老人の日」も今現在存在していて、しかも法律で定められているというのです。

その法律は「老人福祉法」で、第5条に「老人の日は九月十五日とし、老人週間は同日から同月二十一日までとする。」と書かれていました。

ただ門外漢のドラパパがみる限り、何歳から老人とか、老人とは等の明確な定義はなく、具体的な施策対象を65歳以上が原則としているだけでした。

しいてあげるなら、基本的理念に書かれている
「多年にわたり社会の進展に寄与してきた者」「豊富な知識と経験を有する者」
が老人ということでしょうか。

この「老人の日」の制定には色々と経緯があったようで、内閣府のホームページに以下の記載がありました。

老人の日・老人週間」の経緯

昭和22年(1947年)に兵庫県多可郡野間谷村で行われた敬老行事がきっかけとなり、昭和25年(1950年)、9月15日を「としよりの日」としようとする敬老・福祉の県民運動が開始されました。昭和26年(1951年)、中央社会福祉協議会(現:全社協)が全国運動を提唱。9月15日から21日までの1週間を運動週間として、「老人を敬い慰め、励ますとともに、老人福祉に対する国民的理解を促進し、老人自身もまたその立場を自覚し、新しい社会建設に参加する」ことをうたって様々な活動が推進されました。

「としよりの日」は後に「老人の日」を経て昭和41年(1966年)に国民の祝日敬老の日」へと発展しました。そして、平成13年(2001年)の老人福祉法の改正により、9月15日が「老人の日」、同月21日までの1週間が「老人週間」と定められました。

なお、「国民の祝日に関する法律」の改正により、平成15年(2003年)から「敬老の日」が9月の第3月曜日となりました。

老人とは・と考えていたらサムエル・ウルマンの「青春」の一節を思い出しました。

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ. 逞しき意志,優れた創造力,炎ゆる情熱,怯懦きょうだ を 却しりぞける勇猛心,安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ. 年を重ねるだけで人は老いない. 

「青春の詩」 サムエル・ウルマン作 松永安左エ門訳 より

 

ん、老人の日は、自分を見つめなおす記念日としよう。

細かなことが気になる親父 記