イギリスのエリザベス女王が逝去された。くしくも在位70周年「プラチナ・ジュビリー」を祝った後だった。
ふと近々結婚70周年を迎える老親のことを思い出した。金婚式も過ぎて、結婚70周年って何んと呼ぶのだろうと調べ始めたらちょっと?となってしまった。
Wikipediaや行政でも大抵70周年はプラチナ婚とされているのだけれど、一部の結婚サイトやなんと郵便局のギフトサイトでは75周年とされているのだ。
結婚記念日はイギリス発祥といわれていて、日本では明治天皇と昭憲皇太后が1894年(明治27年)3月9日に大婚25年祝典を行なったのが最初とされそれ以来、銀婚式、金婚式の習慣が一般にも広まったという(Wikipediaより)。
宝石業界の販売戦略もあり国によりさまざまな記念年が生れているようなので、金婚式以降は色々な宝石はあってもおかしくないのかもしれない。
ただ、70年か75年の違いは考えさせられる。70年でも、仮に25歳で結婚していたら95歳が70周年となり夫婦そろってこの歳を迎えられるのは極めて稀だろう。
それが75年ともなったら夫婦そろって100歳(25歳で結婚したとして)となり、これはもはや存在するか否かくらいの話にならないだろうか。この歳の5年の違いは大きい。
60歳のダイヤモンド婚の後に15年も開けるのも不思議だし、であれば70歳は別の名前があってもよさそうだが調べた限りでは見つからなかった。
現在問い合わせが可能な郵便局に75歳とする出典をお聞きしているのだけれど、なんと同じサイトの中に70年をプラチナ婚とする記載をみつけた。
ま、どちらでもいいけど、せめて自分の主張は統一してもらいたいものだ。
最初、ジュビリーの意味するところに迷った。75年とする説はこのジュビリーから持ってきているのではないかと想像する。
しかし、次の記事のように「祭典」と考えれば75ではなく70年がプラチナ婚で良いのではないかと思えてきた。
私はとりあえず70周年で祝ってあげたいと思う。75年はまずないと思うので・・。
細かなことが気になる親父 記