細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

死亡後の年金手続きで気になったこと デジタル化もまだまだだ~

老親が亡くなって早2週間が過ぎた。準備していたとはいえさすがにブログに向かうには時間的にも心にも余裕はなく、記事の投稿は途絶えていた。読者登録させていただいている方のブログにも訪問できず、ここ何日かでようやく拝見しはじめたところ。未読の日もありますがご容赦ください。

このところ何回か葬儀準備の重要ポイント等を掲載させていただいた。それが実際にどうだったかというと・・ここ2週間の体験では間違いなかったと実感した。特に、安らかな死を迎えることができたのは、この記事に書いたとおりで一切の後悔もない。

ところが実際に死亡届けから始まる一連の事務手続きにはちょっと戸惑った。

<良い意味での戸惑い>

〇死亡届から火葬許可~埋葬許可書は葬儀会社が一括代行してくれたこと
・自分で届け出しなければと思っていたけれど、遺体を施設(あるいは病院)から葬祭会社の車で動かすには死亡診断書(死亡届と一緒になっている) が必要ということで一旦あずけ、その後の打ち合わせの際に届けを記載、あとの実際の役所への届け出は代行してくれた。訂正が必要だった場合用に三文判を預ければOKだ。一番ドタバタしている時なのでこれはありがたかった。覚えておきたい。

<戸惑い>
×国民年金の停止手続き
・良い意味での戸惑いもあった。国民年金だけであれば年金事務所ではなく市役所や支所で手続きが可能ということ。田舎なので役場は近いが年金事務所は遠いのでこれはありがたかった。
・しかし、ここで大いに気になるというか信じがたいことがあった。
役場で手続きしていたのだが、添付書類として死亡事実が記載された戸籍謄本が必要だというのだ。この、死亡事実が謄本に反映されるには10日位かかる。実際、私の場合死亡届を出してもらったのが2日の夜だつたが、反映された謄本がとれるのは13日からだった。年金事務所のホームぺージにも記載されているが、届け出は国民年金の場合でも14日以内(厚生年金なら10日)、その添付書類に除籍が反映された謄本が必要だというのだ。届け出はマイナンバーが登録していれば原則不要ともかかれているが、未支給年金の申請も一体の書類となっていることから実体的には必要となってしまう。

期限にもギリギリだが、そもそもなんで必要なんだろう。死亡届も出されていて役場で手続きをしているのに、わざわざ数百円の手数料を払って謄本を取り、役場はそれをコピーするとは(原本は返却)。しかも書類にはマイナンバーまで記載しているというのにだヽ(`Д´)ノプンプン

役場の窓口のベテランに何かおかしくない?と聞くと、その通り!!と、ものすごく同調してくれて下々は苦労すると言われた。保険会社ならともかく同じ役所でしょう!!!!!!
でも、わかっているなら末端の組織からも提案・提言もしていって欲しいものだ。

マイナンバーカードの普及とデジタル化を進めているようだが・・こんな簡単なことがすぐできないなんてまだまだだな~と思った備忘録でした(^^;

事前の重要ポイントの記事はこちら

細かなことが気になる親父記