新聞の折込チラシをみた妻が飛びついた。
なんでも買うって! 人形もあるよ。
そう田舎の空き家に大量にある日本人形の処分に困っていたのだ。たまに人形供養をしてくれる催しも最近は開催されていない。いずれもドラパパや子供が小さい時にもらった五月人形等で場所もとり、さすがにもう処分したくなっていた。
最近悪質な業者や押しかけ買い取り業者のニュースも流れているので、念のためホームページ等で確認するもダメとする情報はなかった。
人形や剥製を押し入れの奥から外に出し、業者の来訪を待った。
結果・・・・人形は全て大量生産品で値がつかないと言い、引き取りもダメだった。
古い着物やレコードは引き取ってもらえたものの、チラシを改めてみると「何でも買います」はもしかしたら着物等に限定されていたのかもしれない。
人形に至っては名のある作家の物に限られているようだ。
「豊富な査定品目」との記載もあった。そう、査定はするということであって購入するとは限らないということだ。
やたら貴金属がないか聞いてきたので、お帰りいただいたが手元には千数百円の現金と大量に並べた人形や買取に至らなかった品物が残った。疲れた(^^;
もう頼むことはないだろう。片付けの手間はお勉強代と思うことにした。
細かなことが気になる親父 記