細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

認知症予備軍の古希親父と童謡「赤とんぼ」

過日、認知症カフェ(オレンジカフェ)なる会合を見学させていただいた。ご存知な方はご存知かと思うが、何それ?と思う方も多いと思う。詳しくは末尾にURLをつけておきますが、今日はその会合の中で気になった童謡「赤とんぼ」の備忘録です。

 童謡「赤とんぼ」は三木露風作詞、山田耕筰作曲、大正10年の発表だそうです。

カフェの中で講師が「赤とんぼ」の詩をボードに貼り出しました。そして、皆さまよくご存知の童謡「赤とんぼ」ですが、貼り紙で隠した詩を思い出せますか?・・と。

自分も一緒に思い出そうとしたのですが・・以外と出てきません(^^;  アラ古希親父もそろそろ認知症の予備軍かとも思ってしまいました。皆さんは言えますか?

          ちょっと思い出してみてください。

          正解は 少し下の方にあります。

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             そして正解はこちら

一番の「負われて」はいわゆるおんぶであって「追われる」ではないことは結構知られていると思うのですが、はて?はて?(虎に翼風) 三番の
 「お里の 便りも 絶え果てた」はどういう意味だったか・・

カフェでは言葉を思い出すが主眼だったこともあり詳しい説明はありませんでした。

自宅に戻りモヤモヤを解決すべくクグリ始めると、奥が深かった。今まで何で考えたことがなかったのかと自問自答してしまいました。

所説あるようで、色々な解説や研究発表しているサイトがありました。
ちなみにWikipediaでは・・・

「姐や」は自分の姉ではなく、この家で子守奉公していた女中のことである。「お里のたより」は、女中の故郷からこの家に送られてくる便り、または、故郷に帰った女中からの便りと解釈されるが、女中を介して実母から届く便りなどといった説もある[7] 7^ 若井勲夫, 「童謡・わらべ歌新釈(上)」『京都産業大学論集. 人文科学系列』

と三つの解釈をあげている。ま、正解はご本人に聞くしかわからないけれど、個人ブログながら電通出身者の個人ブログの記載が詳しかった。

www.coco-h.com

抜粋して引用させていただく。

姐やは数えの15歳で嫁に行ったのですから、当時の農家は赤貧のため口べらしもあっての子守り奉公をし、その次に若くして嫁いでいったわけですが、嫁入り先も農業の労働力として、働きづめの一生を送ったのでしょうね。
また、「お里の便りも絶えはてた」の意味は、お母さんは離婚し実家に出戻るのですが、そのお母さんが息子を不憫に思い、実家の近くの娘を子守り奉公に出すように図り、彼はお母さんには会えないのですが、時々実家に帰る姐やを通じてお母さんの消息を聞くことが出来、お母さんも姐やを通じて息子の消息を知ることが出来たのですが、姐やが嫁に行くことになって、もうお母さんの消息も途絶えてしまったという悲しい意味なのです。

かなり踏み込んだ内容で、なるほどとも思うのですが、出典が記載されていないので正しいかはやはり不明です。先のWikipediaの参考文献 7^ 若井勲夫, 「童謡・わらべ歌新釈(上)」『京都産業大学論集. 人文科学系列』に書かれているのかもしれないとも思ったのですが、実母から直接届く便りではないのでそれとはまた違う説明となっています。
ただ、私としてはこの解釈が一番すっきりするように感じました。

ま、これ以上は、思うて詮無き事は思わずということで、お勉強できたことに感謝。

細かなことが気になる親父 記

参考:同志社女子大学の見解

www.dwc.doshisha.ac.jp

私たちの認知症カフェ - 厚生労働省

 

認知症人やその家族、地域住民、 介護や福祉などの専門家など誰でも、気軽に集える場所です。 訪れることは自由で、帰ることも自由です。 お茶だけでもよいのです。

https://www.mhlw.go.jp/content/000521784.pdf