これは昨日の地方紙の一面。社説でも社会面でもなく、まさに一面トップの記事。
「夫にも父にも苦痛を強いられて」という文字が嫌でも目に飛び込んでくる。第8部とあるように同紙では時々連載的にジェンダーが特集される。
新聞の一面、それもトップ記事といえば各社が一番伝えたいと考えるニュースがくるのが一般的である。新聞各社の方針だろうし嫌なら他の新聞に変えることも可能なのだから文句いうつもりもないが、朝から一面のトップに踊る「夫にも父にも苦痛を強いられて」の言葉はなんか気になる。記事の冒頭にはこんな言葉もあった。
アラ古希親父はフラッシュバックは起きないとは思うが、気分は悪くなりそうだ。今回読んでみたが、内容としては見るに聞くに堪えがたい話の3流週刊誌の曝露記事のようだ。テレビではとても放送できまい。不平等の現実に迫ると締めくくっていたが、現実をあらわにするだけでその先の言葉はない。
ジェンダーとこの記事内容がどうつながるのか、私には理解できなかった。
署名記事でもないので、同社として力を入れて訴えたい内容なのだろうが、これが一面トップだったり社会面のトップにドーンとあると、申し訳ないが気分が滅入る。
細かなことが気になる親父 記