細かなことが気になる親父の備忘録

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さざれ石から君が代を調べてみた

長野県千曲市にある武水別神社(たけみずわけじんじゃ)の境内には珍しい「さざれ石」がある。調べると全国の神社等にあるようだが、この近辺では他でみたことはない。

「さざれ石」は皆さまご存知のとおり国歌「君が代」にでてくる。

国歌「君が代」の「きみがよ」の意味するところが諸説あることは知っていたが、これまで自分としては改めて調べてもいなかったのでこれを機に調べてみることにした。
以降はあくまでアラ古希親父の備忘録です。ご存知の方はスルーしてください。

調べ始めると・・君が代の歌詞の解説が驚くほど沢山あった。概ね同じ解説なのだが、やはりポイントは「きみがよ」の解釈だろう。この点一番詳しくかつ合点がいったのがなんといつものWikipediaだった。多くの方が加筆・編集されているのだと思う。

以下はそのWikipediaからの私がキモと思ったところの抜粋である。特に赤字としたところが私が知りたかったところである。

歌詞の出典は『古今和歌集』(古今和歌集巻七賀歌巻頭歌、題知らず、読人知らず、国歌大観番号343番)である。ただし、古今集のテキストにおいては初句を「我が君は」とし、現在の国歌の歌詞とは完全には一致していな[4][7]

安土桃山時代から江戸時代の初期にかけては、性をも含意した「君が代千代にやちよにさゞれ石の岩ほと成りて苔のむすまで」のかたちで隆達節の巻頭に載っており、同じ歌は米国ボストン美術館蔵「京都妓楼遊園図」[六曲一双、紙本着彩、17世紀後半、作者不詳]上にもみられる[29]

日本国政府の公式見解は、国旗国歌法案が提出された際の平成11年6月11日の段階では「『君』とは、『大日本帝国憲法下では主権者である天皇を指していたと言われているが、日本国憲法下では、日本国及び日本国民統合の象徴である天皇と解釈するのが適当である。』(君が代」の歌詞は、)『日本国憲法下では、天皇を日本国及び日本国民統合の象徴とする我が国の末永い繁栄と平和を祈念したものと理解することが適当である』」としたが、そのおよそ2週間後の6月29日に「(「君」とは)『日本国憲法下では、日本国及び日本国民統合の象徴であり、その地位が主権の存する国民の総意に基づく天皇のことを指す』『『代』は本来、時間的概念だが、転じて『国』を表す意味もある。『君が代』は、日本国民の総意に基づき天皇を日本国及び日本国民統合の象徴する我が国のこととなる』(君が代の歌詞を)『我が国の末永い繁栄と平和を祈念したものと解するのが適当』」と変更した

いまだに「君が代」を国歌と認めない人や政党があるようだけれど、私には理解できない。世界一短い歌詞の国歌とされる「君が代」を考えた一日でした。

細かなことが気になる親父 記