ちょっと裁断がうまくいっていない程度の本の乱丁は、他の雑誌でも稀
にはあることで珍しいことではありませんが、今回は乱丁に対する出版
社の対応に感動した事を書いてみます。
週刊漫画ゴラクは、私の愛読マンガの一つですが、今回の乱丁には驚き
ました。いつも読んでいる作品が途中で違う作品に変わり、また数ペー
ジの後に最初から始まるという乱丁でした。
同じページが2回でてくる。 ↓ ↓
「これは珍品だ!高く売れるかも」との邪な思いが頭を横切ったのも正
直なところですが、作品の続きも読みたくて、どう対応したらよいか日
本文芸社のホームページから問い合わせてみました。
するとどうでしょう。早速新しい物を送ると共に、返信用封筒を入れて
おくのでお手数でも返送して欲しいとの回答でした。
私の想定では、ありがちな着払いで送ってもらえれば新しい物を送ると
いう対応になると思っていたので、この対応には驚きました。
実際の物を確認せず、申し出を信用して先に新しい物を送るということ
は中々出来そうで出来ないことではないでしょうか。
数日すると、回答どおり新しい商品か届くとともに丁寧なお詫びの手紙
と、切手が貼ってある返信用封筒が送られてきました。
乱丁部分に付箋を貼って、すぐ返送したことは言うまでもありません。
雑誌マンガがデジタルマンガに押されてきている時代とも聞きますが、
漫画ゴラクの継続と日本文芸社の発展を祈る細かなことが気になる親父
でした。