細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

運転免許 自主返納 交通安全協会の特典を受けるには、警察署に行かなければならなかった

このところ、高齢者による痛ましい交通事故が多発し、連日テレビで運転免許証の自主返納に関する話題を取り上げている。

私の父親は、昨年89歳でようやく自主返納を決断し返納した。

 

返納までの説得の話も色々あったが、ここではその話は横に置き、返納手続きの時に気になったことを書いてみたい。

同地域でこれから返納を考えている方の参考になればと思う。

 

父親に付き添って免許返納に向かったのは、運転免許センター

写真を撮ったりして無事に運転経歴証明書を受け取った。

 

運転免許返納に伴う特典は、市町村によって大きく異なる長野市の場合、他地域と比べ改めての大きな特典はない。改めてとは、在住の70歳以上の高齢者で希望する者には、すでに「おでかけパスポート」が発行されているからだ。

 

「おでかけパスポート」とは、バス利用の際に一利用最大で200円で乗車できる、入金ができるnanankoカードのような物である。

父親がよく使う路線は、片道1,300円を超えるローカル路線なので、これが200円で済むのはありがたいパスポートである。

ではそれ以外の特典はなにかというと、

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 一つは、タクシーの利用料金が一割引きとなる特典で、先の返納時にもらう「運転経歴証明書」をタクシー利用時に提示すれば割引してくれる。加盟会社のタクシーであることが条件だが、片田舎のタクシー会社でも大丈夫だったので大抵は対象になると思われる。

 そして二つ目が、今日の話題でもあり先に紹介した「おでかけパスポート」への、1000円分ポイントの交付である。

 

あらかじめ特典については知っていたので、てっきり返納手続きが済めば 、その場でもらえると思っていたが実際は違ったのだ。

免許返納の手続き終了時に、「運転経歴証明書」と「おでかけパスポート」への1000円分ポイントの「チラシ」を渡されたのだ。

免許センターにも交通安全協会の窓口はあるのに、ここではだめで、大きな警察署にある安全協会に行ってくれというのだ。

 

え!!と驚いたが、このまま家に帰ってしまえば父親は車の運転は当然できないし、バスで行くにはかなり不便なところに警察署があることを考え、その足(車)で近くの警察署に向かった。

向かった警察署の安全協会では、あまり利用申請する人が少ないのか、手続きにはまた時間がかかった。警察署も管轄があるのか、父親の住所を管轄する警察署ではなかったようで、それも時間がかかる原因だったようだ。

 

各安全協会で実績把握をする必要があるようだが、返納した時点で必要な情報(住所・氏名等)はあるのだから、再度色々と申請書類など書かせないでポイント交付の券を発行してもらえれば、年寄りも付き添い者も楽になると思う、細かなことが気になる親父である。