細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

ファジーなカレンダー 今週・来週っていつ?

先日ファジーなローマ字について記しましたが、今日はカレンダーの話です。

今年の4月のカレンダー。左は日曜始まり右は月曜始まり。
20日土曜日の子供達との会話で気になった。28日の日曜日は来週の日曜日なのか?

右の月曜始まりでみると来週でよさそうだが、よくみかける左の日曜始まりでは再来週の日曜日になってしまう。ん~どっちが正しいのだろう(^^;

こんな疑問から色々調べ始めはじめたが、結構奥が深かった。調べた中で非常に参考になったものを後で記録として残しておきたい。

私なりの結論としては・・どちらも正しいというか決めがない。

自分がどちらの立場で28日を言い、相手がどちらの立場でそれを聞くかによる。なぜか、アインシュタイン相対性理論をなぜか思い出してしまった。(^^;

そして考えた私なりの解決策。それは話をする基準日(上の例でいえば話をした20日)あるいは目的の日(上の例でいえば話をした28日)のいずれかに日曜日が含まれる時には「来週」や「再来週」の言葉は使わずに、次の日曜日とか次の次の日曜と言い換えた方が無難だということ。上の例でいけば28日は次の次の日曜日となる。

一般的に使われるカレンダーの多くは日曜始まりで、ビジネス手帳類では月曜始まりが圧倒的に多いそうだ。ビジネスマンが自分の手帳をみながら訪問先に掲示されているカレンダーの前で日曜を含む会話をするのは要注意だろう。

なお、基準日と目的日に日曜がなければ(月~土)、齟齬は生じない・・発見!!(笑)

以下は、私も時々お世話になっている国立国会図書館HP「レファレンス協同データベース」における回答類である。備忘録としておきたい。

◆カレンダーは欧米では月曜始まりである。日本のものは、なぜ日曜始まりなのか。

【要約】日付等に関する国際規格は「ISO8601」で、対応する日本工業規格として「JIS X0301」があり、これを収録した『JISハンドブック情報基本2012』(日本規格協会)p1023 に月曜日を週の最初の日とする表が掲載されていて、p1034 に「統一的な週の番号付けのためには週の最初の日を一意に決める必要がある。商業目的には週の開始として月曜日が最も適切と分かった。」とある。それにもかかわらず日本で流通しているカレンダーがなぜ日曜始まりが多いのかについて記載している資料は見当たらなかった。そのため日本カレンダー暦文化振興協会に問い合わせたところ、「日曜始まりの方が需要があるからと思われる」との回答があった

◆カレンダーの左端の曜日について。日曜始まりと月曜始まりがあるのはなぜか。 

【抜粋】月曜始まりのカレンダーがあるのは、主に手帳関係で、週休2日制の導入の増加が影響したのではと思われる。「日本能率協会」(最終確認2017.9.3)のウェブサイトを見ると、「週休2日制の導入増加により土日を並びにした方が予定を立てやすいはず」として、ウィークリーを日曜始まりから月曜始まりに変更したとの記載あり。

◆週という概念ができたのはいつ頃からか、また、なぜ日月火水木金土の順なのか。 

【要約】日月火水木金土の順序については、地球から見た日・月および5惑星の配列によるものとされています。

追記:ユダヤ教の6日後の安息日土曜日だったのは目から鱗だった(^^;

細かなことが気になる親父 記