消えたジヤンケン遊び その名は「ミーキ」
今から50年以上前の小学生の頃、仲間内でよくやっていた
「ミーキ」。普通のジャンケンで勝負をつけるのではなく、
ジャンケンからスタートしてそれに上乗せして勝負をつける
変形版で、しいて言えばジヤンケン版「あっちむいてホイ」
というところか。一対一のタイマン勝負である。
今から20年位前に、私の娘に知っているかと聞くと知らな
いとの回答。似たような遊び※はしているとの話だったが、 「ミーキ」は既に消えていた。
そろそろ心配になってきた私の頭。記憶のある内に、ここに
書き留めておきたいと思う。スピード感ある「ミーキ」の世
界を楽しんでもらいたいとも思う。動画だと分かりやすいの
だけれどアップできないので文字で頑張って書いてみたい。
1.グー・チョキ・パー を単音で読み替える。
グー → グ
チョキ → ミ
パー → ベ
あまり規則性を感じず、なぜこうなのかは解らないが、こ
れがすべての始まりとなるので、まずは無条件に記憶する。
2.勝負の開始は普通のジャンケンから
まずは、普通のジャンケンポンで勝ち負けまでやる。
ドラ と パパ の対戦として以下記載
ドラ:グー パパ:パー でパパの勝ちだが、
勝ったところで、その状態を双方キープ。グーとパーを出し
たまま。
3.いよいよミーキの始まり(実際は間髪入れずに即開始)
-1 勝った方(ここではパパ)から、パーを出しながら、読み
替えの「ベ」あるいは「ベー」と言いながら(あっちむいて
のイメージ)、すきなグー・チョキ・パーのいずれかを出す
と同時に、「グ」または「ミ」または「ベ」を発声する。
(あっちむいてのほいにあたる)
-2ドラは、それに合わせてすきなグー・チョキ・パーのいず
れかを出す(ほいにあわて首の向きを変えるにあたる)
-3ドラがパパと同じものを出したら負け
-4同じでなかったら、今度はドラの順番で同じことをする。
-5勝負がつくまで繰り返す
4.おわりに
ブログを始めるとした時から、書きたかった「ミーキ」。
ある面、私の中では大事なテーマだったのだけれど、中々書
けないでいた。文字で表現する難しさを改めて感じました。
どれだけ表現できて分かって頂けたか不安ですが、いつか動
画をアップできるようになったら更新したいと思いいます。
既に半世紀が過ぎている。
なぜ「ミーキ」という名だったのか・・。それはわからない。
日本ジャンケン協会にも、新種として報告したいと思います。
※(注)20年前の娘たちの遊び方は、概ね同じでしたが、
グーが「グンカン」、チョキが「チョリン」、パーが「パリン」
と、ゆったりした勝負になっていました。
2020.01.14 ドラパパ記