細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

ススキが「秋の七草」だったことを初めて知った

散歩途中の河原でみかけ写真を撮りFacebookに投稿していたススキが、実はススキではなくてオギではないかという長い夏休みの宿題を、少しづつやっていたのだけれど、今日ようやく少しすっきり。 

これはこれまでススキと思っていたオギ

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ススキとオギの見分け方は調べると色々載ってはいるのですが、実際に目にし手にしてもなかなか分かりません。

一番の違いは穂にノギがあることという。ノギ(芒)と言葉で言われても?ですが、写真でみると細くて固い一本の毛のようなものです。
コメの穂先の棘状の突起が一本とのこと。でも実際に穂をみても良くわかりません。

というのも、これが「ススキ」と断言できるものがなかったからです。
そんなモヤモヤを解決してくれたのがこれ

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葉に斑があるのが特徴的で、名前は「タカノハススキ」というらしい。
これは「ススキ」で間違いないと・・。確認したらありました。

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河原に行ってオギを再度確認したのがこれ。やはりノギ(芒)はありませんでした。

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これで終わりなのですが、今までススキだと思っていたのが違うなんて。この齢になって初めて知りました。そして本日のブログタイトルの話は、もう一つ初めて知った話。

色々調べている内に、ススキ(尾花)が秋の七草の一つであることを知りました。
春の七草は知っていたし、お粥にして食してもいた。でも秋の七草は知らなかった。
7草はハギ、ススキ、クズ、ナデシコオミナエシ、フジバカマ、キキョウらしい。
草だけでなく花も含まれているようです。春と違ってお粥にはなりそうもありません

hibiyakadan.comさんによれば、

秋の七草万葉集に収められている山上憶良の2首の歌が始まりです。

「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」

1つ目の歌で「秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある」とし、2つ目の歌で「それは萩の花、尾花、葛(くず)の花、撫子(なでしこ)の花、女郎花(おみなえし)、また藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお)の花である」と述べています。「朝貌」については諸説ありますが、現在では桔梗(ききょう)が定説です。

だそうだ。
ようやくやり残した夏休みの宿題が終わったような気分のドラパパです。
2021.10.05 細かなことが気になる親父 記