細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

PCR検査が進まない 。政策実行が目詰まりしている原因は医系技官なのか?

首相や厚生労働大臣が、PCR 検査を増やしたり受けやすくすると
言ってから既に一ヶ月は経つのではないだろうか。テレビの解説
番組を見ていても、それ相当の知見がある方でも何故進まないの
かよく分からないと言う。

そんな中、昨日だったか、ある番組の中でその目詰まりの原因の
一つに考えられることとして、医系技官と言う聞きなれない存在
を上げた方が、異なる専門分野で二人いた。

厚生労働省にいて、大臣や首相の言う事も聞かない医療行政の仕
組み作りに携わっているのだという。
番組内ではこれ以上突っ込まなかったが、なんか触れてはいけな
いことに触れたような雰囲気が感じられた。

私もどこかで目詰まりしているような気がしていたので、この話
が気になった。

ご存じの方はいるのだろうが、私は「医系技官」を初めて知った。
そして少し調べてみた。

医系技官とはなにか。(厚生労働省HPより)
人々の健康を守るため、医師免許・歯科医師免許を有し、専門知
識をもって保健医療に関わる制度づくりの中心となって活躍する
技術系行政官のことです。
政策立案から実施に至るプロセスすべてに関わります

なんと、政策立案から実施に至るプロセスすべてに関わっている
という。そして、医師免許はあるものの必ずしも現場経験がある
わけでもないらしいのだ。さらに、採用試験は面接と論文だけら
しい。つまり医学の知識はあるものの法律知識や行政知識がある
わけではない。厚生労働省ではある種絶大な権限というか独自の
ステータスがあるのだろう。

昨年、事務次官級のポストも新設されたという。

manseiki.com

ところが、10年も前に昨日の話と同じようなことを言って、退官
された方の記事があった。

toyokeizai.net

彼女もこの中で、言う事を聞かない人々的なことを言っている。

真実はよくわからないが、パイプの目詰まりの原因を誰か明らか
にして欲しいものだ。大臣や首相の言葉にも従わないというので
は、いくら政治的な決断をしても具体的には動かないことになる
野党もこうした事に突っ込んでもらいたいものである。

          2020.04.18 細かなことが気になる親父 記