六十ん才の誕生日に思うこと
アラ古希おじさんに変わりはないけれどアラの幅が着実に無くなっていく
今は誕生日を覚えてもらっているがいつかその日は命日に変わっていく
先日人間ドッグで胃カメラ検査を受けた。長年の飲酒と喫煙でのどの麻酔が効きにくいので、ここ5年以上は鎮静薬を静脈に点滴して眠っている間に終えられる静脈内鎮静法といわれる方法でやってもらっている。鎮静薬の量は多めでお願い(笑)
今回も鎮静剤を入れる時までしっかり点滴針をみていたはずなのだけれど、気が付いた時は終わって30分後位だろうか。ぐっすり寝ていたようだ。
・・・これで死ねていたら苦痛はないのだろうな・・と思うのと同時に、そもそも死んだことも解らないのではないかとも。そう、あくまで覚醒することを前提に鎮静剤を受けているのであって、苦痛はないとはいえこれが最初から二度と覚醒はしない死を前提としていたら、こんなに冷静ではいられないだろうなとも思う。
常々家族にはもしもの時がきたら痛いのは嫌なのでモルヒネでもなんでもバンバン打って欲しいと頼んでいる。そして願わくば、最後に枕元の皆に挨拶を終えたら静かに眠りたいと思う。宇宙の自然に抱かれて。
特にドッグの結果が悪いとか何かあったという訳でもありませんのでご心配なく。
生存証明の戯言ブログ。まだまだ元気で続けます!
細かなことが気になる親父記