細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

皇族確保策:左にいると真ん中も右に見える

今日はアラ古希親父の独り言。どうかお見捨て置きください。

はとぽっぽとすっからかんの時代、これが日本の代表かと思うと空しくなったが、その心を支えてくれたのが皇室の存在だった。

安定的な皇位継承を巡り、衆参両院の正副議長のもと与野党での議論が始まったとのニュースに、ようやく始まったかと思うとともに、多くの政党が皇室への養子縁組に前向きと聞き少し期待が持てると思った。

ところが・・この記事をみてまた空しさがわく。2党が反対、ただ1党はもともと天皇制自体反対なので議論の対象にもならないから、実質的にはあのはとぽっぽとすっからかんの血統を引き継ぐ立憲だけだ。

養子を旧皇室から迎えるというのが憲法に抵触するのではないかがその理由のようだ。
もともと国民とは別世界の皇室に憲法違反もないと思うが、一般国民は養子をもてるのに皇室がもてないのはむしろおかしな話だ。余計な心配をせずに単に養子をもてるようにすればよいのではないだろうか。ど素人の考えではあるが旧皇族が念頭にはあっても法律論議では養子を旧皇族に限定する必要はないと思う。必然と旧皇族となるはず。

しかし・・支持者には申し訳ないが何で立憲が野党第一党なのだろう。
いやここ信州でもあの男が当選している。国会での質問を聞いていると長野県選出といわれるのが恥ずかしくなる。最近ではこんなこともあった。

全国的な理由はわからないが、ここ信州ではちょっと思い当たることがある。
県民の半数以上が購読している地方新聞の存在である。左翼新聞だの偏向新聞だと言われているが、購読者の多くはそう呼ばれていることさえ気が付いていないのだろう。私の親もそうだった。新聞の主張は正しいと妄信していた。購読率の高さは、おくやみ欄が根付いているから。私も偏向新聞と知りつつ購読している理由はこのおくやみ欄をみるためだけと言っても過言ではない。

立憲共産党と揶揄されるが、まさにピッタリのネーミングである。
最近、面白いニュースがあった。野党間でのやりとりだ。

日本維新の会三木圭恵衆院議員が18日の衆院憲法審査会で、立憲民主党逢坂誠二氏に対して「野党筆頭幹事」を名乗るなと要求する場面があった。維新や国民民主党などの野党が立民とは対照的に、改憲論議に積極的であることが背景にある。

この日の憲法審では逢坂氏が野党筆頭幹事として、与党筆頭幹事を務める自民党中谷元氏と運営などについて協議していく考えを示した。

これに三木氏が「野党の筆頭幹事だという言い方は今後、しないでいただきたい。(立民と護憲を掲げる共産党を合わせた)『立憲共産党』の意見だけを反映した野党幹事ということだ」と指摘すると、逢坂氏は「失礼だ!」と激高。逢坂氏は憲法審終了後、記者団に「失礼な話だと思うので『失礼だ』と言わせていただいた」と述べた。

他の野党が伸び悩んでいるのもこれまたじれったいが、こうしたニュースが少しづつでも出てくることで、立憲の立ち振る舞いの奇異さを知るきっかけになるかも知れない。

連合もいつまで支持してんだろう・・いや立憲を支持する労組が変わらねばダメか。

とりとめもなく書いてきたが、「左にいると真ん中も右に見える」(注)を久しぶりに思い出した。ようやく動き出したようにみえる皇位継承議論、なんとかまとまることを願うばかりである。 注:保坂政和著 日本工業新聞社 昭56年刊行

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