細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

健康で文化的な最低限の暮らしを営むための年収とは?

昨日飛び込んできた自民党小野寺氏の発言に驚いた。
今日確認すると多くの方が批判的に反応しているようだ。

私も、一瞬、そうだねと頷きそうになったが・いやいや「今」「それを」「自民党」が言う?に尽きる。どうした小野寺さん!! 

そもそも何故103万だったのかを現代ビジネスが解説してくれていた。

「国民が、憲法で保障されている健康で文化的な最低限の暮らしを営むためには、最低賃金で普通に働いた場合に得られる103万円という年収が必要である、したがって、 103万円以下の年収の人から税金を徴収すれば、憲法で定める健康で文化的な生活ができなくなるので、103万円以下の国民は所得税の支払いを免除する」

そもそも103万円が決められた30年前、その103万という数字は、当時の物価ではなく「最低賃金」に基づいて定められたものだったのです(当時の最低賃金は611円で、毎週月曜から金曜まで毎日9時から5時まで1時間の休憩で働いた場合の年収がちょうど103万になるのです)。

生活保護費もそうだけど、今103万で健康で文化的な最低限の暮らしを営むことができるとは到底思えない。根本はむしろこちらではないだろうか

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