シャンプーの容器の頭部や側面についているギザギザは、目を閉
じたままでもシャンプーとわかるようにした花王さんの画期的な
取り組みであることはご存じの方も多いと思う。
最近ふと思い出し、気になったのがタイトルの件である。
スーパー銭湯や日帰り温泉施設をよく利用させてもらっているが、
どうもギザギザがない商品を使用しているところが多いようだ。
ないことに改めて気づいたのは、非常にラベルが読みにくい商品
を使用している施設があり、あのギザギザのことを思い出し手さ
ぐりしたがなかったのである。目の不自由な方がよくご家族の方
に手をひかれながら入浴されているところを見ているので、なん
らかの印がつけられないかなと気になったところである。
<以下は花王さんのホームページからの引用です。ご参考>
Q、シャンプーの容器についてるギザギザはなに?
「洗髪の際、目を閉じたままでもシャンプーとリンスの区別でき
るようにしてほしい」といったご意見が、以前から花王に寄せら
れていました。実際、洗髪時に間違えた経験をお持ちの方は多い
ようです。そこで、花王では1991年の秋から、全てのシャンプー
ボトルの 側面にギザギザの「きざみ」をいれて、触っただけでリ
ンスやコンディショナーと識別ができるように工夫しました。
これは、デザイン段階から目の不自由な方々にもご相談して、数
多くのサンプルの中から、この「きざみ」つきボトルが選ばれま
した。さらに、1993年秋からは、ポンプタイプで使用時に手が触
れるポンプ頭部にも同様の「きざみ」をつけました。その後、国
内ほとんどのメーカーのシャンプーに「きざみ」がつくようにな
りました。