先日 世界最大級の音楽専用ホール「Kアリーナ」でのゆずによるこけらおとし公演のニュースが流れていた。それをみていた妻が、そういえば「こけらおとし」って何だっけと聞いてきた。恥ずかしながら即答できず、ちょっと隠れてググってみた。
語源由来辞典によれば
こけら落としの「こけら」とは、材木を削った時に出る切り屑のことである。
新築や改装の工事の最後に、屋根などの「こけら」を払い落としたことから、完成後の初めての興行を「こけら落とし」と言うようになった。
だという。ま、妻への回答はこれで良かったのだが、同辞典には続きの記載があった。
そして細かなことが気になったのはむしろこちらの記述
こけらの漢字「杮」は「柿」と似ているが別字で、「柿」の旁(つくり)は鍋蓋に「巾」、「杮」は旁の縦棒が一本で貫かれており鍋蓋ではない。
なになに「杮」は「柿」と似ているが別字だと?どうみても同じに見える。
それから私の疑問としてググっていると、どうやら漢字の蘊蓄としては結構有名な話のようだった。したがってご存知の方は以下スルーしてください。
突っ込んでいくと色々な説やらあるので表面的な結果だけになるが、やはり違っていたようだ。こちらは私がワードで文字のポイントを拡大したもの。
確かに・・違う。食べる「柿(カキ)」の右側部分のつくりは市ではなく、鍋蓋に巾となっていて隙間を確認できる。
ん~こちらも今まで意識はしていなかったけど、確かに自分で食べるカキを書いてみると鍋蓋を書いてから巾を書いていた。むしろ「こけら」のように一本棒で書く方が難しく感じた。普段書くこともないからだろう。
ググっていると、14年も前に私と似た感じで書かれたはてなブログもありました。
勉強させていただきましたm(_ _)m
細かなことが気になる親父 記