お盆の頃だったろうか、家のエコキュートの室外機に小さなハチがやってくるのをみかけた。よくみるととっくりに似た巣があった。作り始めたのかと思っていたのだけれど、何日かしてハチの姿が見えなくなった。
妻に危ないから取っといてと言われたが、ハチがこなくなったので失念していて今になって取ってみた。大きさ比較で使い捨てライターと撮ってみたが、小さいながらまさにとっくりの形をしていて、写真の裏側は破れた跡があった。
触ると巣は粉々にくだけた。
中には赤茶けた米粒のようなものが4つ程あり、何も知らないアラ古希親父はタマゴがふ化できなかったのだろうと勝手に解釈した。
それでもちょっと気になってググり始めると、
トックリバチのメスは冬になる前に巣を作り、巣の内側に卵を吊り下げます。
巣を完成させた親蜂は、青虫や蛾の幼虫、クモなどの他の虫を毒針で麻痺させ、生きたまま運び込みます。十分な量の餌を運び込んだあと、親蜂は巣に蓋をして、巣に戻ることはありません。春先、卵からかえった幼虫は巣の中の餌を食べて成長し、暖かくなると巣を破って外に出ます。
と書かれたサイトを見つけた。またあるサイトでは吊り下げるタマゴは一つと記載されていた。とすると、
Q1 私がみかけたハチは親バチだったのか巣立ったハチだったのだろうか
→親バチは戻らないというので、タマゴを生んで巣に蓋をしていた時か
→巣立ったハチが巣に戻っていたのか
Q2 中にあった赤茶けた米粒みたいのは何だったのか
→親ハチが用意したエサの残骸か、エサのフンだろうか
等々気になることが多いが、調べるすべもない。とにかく見事にとっくり型の巣をつくるもんだと感心した。私に作れといわれても難しいだろう。(^^;
細かなことが気になる親父 記
参考にしたサイト
タマゴはひとつと書かれたサイトはこちら。写真も豊富で詳しい。