長野県では有名なメガネのナガタ。他県の方はご存じないだろうが、長野県下では一番の販売店数を誇っているメガネ屋さんである。普段は一式5800円が謳い文句である。
現在、時折やる3,800円のキャンペーン中だ。先々月新調したばかりだが、着せ替え用に一本購入しようと車で1時間かけて訪店した。
メガネを決めて支払いの段になったら、なんと私の度数では+2,000円必要だという。
それか度数を下げればというので、ひぇー!!それじゃメガネの意味がないだろう。
+2,000円ならいつもの5,800円と変わらないので意味を見いだせず断念。自宅に戻り広告を良くみると、ちーさく1.56非球面レンズ限定とあった。
意味が解らないので、調べてみると強度数には1.6が必要らしいことが分かった。
何年か前に3,800円で作ったこともあるので、度数が進んだようだ。
しかし、先々月普段の5,800円で新調した時には何も言われなかったので、なんとなく解せずに問い合わせをしてみると、普段の5,800円は1.56だけでなく1.6、1.67素材で対応しているとのことだった。
「但し書きがご確認いただけなかった点は申し訳ない」との詫び文句はあったものの、
こちらは店ではそのまま引き下がり、改めてチラシをみて問い合わせをしたのである。
専門家ならともかく「1.56非球面レンズ限定」を理解できる人はいったいどの位いるのだろう。少なくともメガネ歴50年近くになる私は理解できなかったというか、意識したこともなかった。
もっと分かりやすい広告説明も必要だろうと思う。
悔しいので消費生活センターにも情報提供し、改善要望を電話してもらうことにした。
あと、普段の5800円は何なんだろうとも思う。強度の私はいいけれど、強度でない人は2000円を余計に負担してくれていることにならないだろうか。
この辺が、廉価商売が成り立つ理由なのかも知れない。
2021.03.25 細かなことが気になる親父 記