細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

太陽光パネルの大量廃棄問題コメントで思い直したこと

先日facebookに流れてきた日本経済新聞の広告。
一年前の記事なんだけど、私の友達の誰かがが最近いいね!でもしたのだろうか?

元記事はこんな有料記事のようだ。

ちょっと気になるテーマでもあったので覗いてみると、多くのコメントが寄せられていた。ざーとみると意見は色々だけど、耐用年数20年に嚙みついているコメントが多かった。・・もっと長いよと。

これについてドラパパが想像したのは、減価償却の会計処理につかわれる「法定耐用年数」と混在した議論になってしまっているのではないかということ。減価償却資産の耐用年数等に関する省令によれば、太陽光発電設備は「機械・装置以外のその他の設備の主として金属製のもの」に該当し17年となっている。ご存じの方も多いと思いますが、この法定耐用年数と実際の「耐用年数」あるいは「耐久年数」は違う概念です。

今回色々な方のコメントを読んでいて一つなるほどと思えたコメントに出会った。
それは「なんで太陽光パネルだけ耐用年数を話題にして廃棄問題の話をするのか」というような内容だった。

ドラパパも昔(20年前)自然エネルギーに関する仕事をしていた時から、太陽光パネルの寿命と大量廃棄の時代がくることを危惧していたのだが、言われてみれば耐用年数による大量廃棄を危惧する他の物の話は聞かないからだ。

各家庭にある白物家電だってリサイクルの話はあるけれど、大量廃棄問題としては話題にはならない。膨大な台数の車だって大量廃棄問題としては話題にはなっていない。

いたずらに太陽光パネルだけを大量廃棄問題として煽ることは適切ではないかなと、思い直したドラパパでした。

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