細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

死亡叙勲 辞退以外選択肢がなかった話(いらねーよ!!)

昔公務員だった父が亡くなった。翌日に昔勤務していた組織に連絡すると、死亡叙勲の対象になるか確認中だと言う。以前に高齢者叙勲を受けているので無いんじゃない?と思いながら、ま、もらえるものなら拒むこともないかと葬儀の打ち合わせに出かけた。

葬儀の打ち合わせの最中に某組織から電話が入る。対象になる、ついては締切が短いので、幾つか書類を至急用意して欲しいとのこと。除籍謄本は反映されるまで時間がかかると言うと、死亡届けの時に叙勲の関係で急いでいる旨話してくれときた。え、除籍謄本を急がせられるの?とは思ったが葬儀社に伝え届けを急いでもらうことにした。

結果、実際に早くなったかは?だけど、5日の届けでで14日には反映されることになった(多少早い感じはする)。ま、葬儀打ち合わせ中だったので、何急がせるんだ、遺族に書類を求めるなんて・とイライラしたが、その場は言葉を飲み込んだ。

翌日通夜の準備をしていると、更なる追い打ちの話がくる。父が婿で名前が変わっているので、出生から結婚までの原戸籍が必要だと言う。そして13日までに書類を揃えてくれときた。

もう我慢の限界、バカじゃない?!! 言っちまった(^^;

高齢者叙勲を既に受けているというのに!!
さらに役所で除籍謄本が取れるのは急がせて14日だ。
辞退します(いらねえよ!)

全くこの叙勲制度は意味不明、水戸黄門さまの印籠でもあるまいし、みんながへへ~となるとでも思ってるのだろうか?調べてみたら死亡から30日以内に閣議決定、そして天皇陛下の裁可が必要らしい。

土台無理無理のスケジュール感だ、実務を知らない人の設計なんだろう。
それとも父の所属した某組織だけなんだろうか?、でなければ誰も間に合わない(^^;

なんだかさ~である。 

追記:高齢者叙勲を受けていた父の場合、もらえるとすれば叙位=位記だったようだ。
位記とは、位(くらい)を記した紙だそうだ。死んでなお位の順番を付けられるようで嫌な感じもする。叙位・叙勲についてはこちらのサイトがわかりやすい。

jokun.com

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