細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

「水くさい」は「水が臭い?」天皇陛下と学生の会話にほっこり(^^♪

今朝のニュースから

インドネシアに訪問中の天皇陛下が、現地で日本語を学んでいる学生と会話されているニュースだった。学生は日本語の慣用句を勉強していると言いながら・・・

「水くさい」は「水が臭い」ではないですよね~と。ちょっとほっこりした。


と、ほっこりさせてもらいながらも改めて考えてしまった。「水くさい」は漢字ではどう書いたっけ? そういえば何で「水くさい」というのだろう・・と。ググってみた。

どうやら漢字で書いても「臭い」を使っていた。由来については「酒の飲み方」からだとする説もあるようだ。以下引用。

「水入らず」も「水くさい」も、日本酒の飲み方から生まれた言葉だという説もあるようだ。二人が差し向かいで酒を飲むとき、今ではひとりずつ自分の杯があるのが普通だが、献杯やお流れ頂戴ではひとつの杯でやりとりをした。ひとつの杯で酒を酌み交わすことによって心を通わすという考えだ。だけどいくらなんでも、自分の唇が触れた杯をそのまま相手に渡すのは失礼にあたると思われたのか、杯をすすぐ道具が生まれた。

そして、この杯を洗う行為が「水入らず」「水くさい」と関係している。そう、二人の仲なんだから杯を洗わなくていいよ=水入らず、杯を洗うなんて水くさいじゃないかという意味だったのだ。

詳しくはこちら

北越後だより

しかし・・ニュースをみていて思わず笑ってしまったが、この学生が非常に優秀で少なくとも私なんぞよりよっぽど日本語を深く勉強されていることに気が付く。

ちなみに慣用句とは・・改めて確認してみると

慣用句(かんようく)とは、複数単語組み合わせて一個定型的な表現として用いられる言い回しのこと。広義には、「舌が回る」「歯を食いしばる」のように、もっぱらこの組み合わせでのみ用いられるという言葉の組み合わせを指す。狭義には、その組み合わせの中でも「雀の涙」や「足を洗う」「爪に火をともす」のように、字面から推し量ることの難し独特の意味や含蓄表現する言葉として定着した言い回しを指す。 weblio辞書より

陛下もびっくりされたことだろう。

細かなことが気になる親父 記