最近特定の音域が聞きにくくなってきていまして、テレビはもっぱら字幕付きでみているドラパパです。歳ですね~(^^;
現在放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」は、ちょっと視聴率が低迷しているようですが私は最近録画して時々見ています。最初はリアルだったのですが・・。
見ている中でどうにも気になったのが、天皇の妻「忯子」の「忯」の字幕文字が妙にギザギザしていることです。それほど難しい字ではないので何か意味があるのだろうかとも思っていました。字幕をご覧にならない方にはなんのこっちゃの話ですが・・。
どうにも気になり、NHKさんに問い合わせを。すると結構時間はかかったのですが、以下のようなご回答をいただけました。それもうまく文字が出ないという理由でPDFで。
“ギザギザした字体”ついてのお問合せにご回答いたします。
ご指摘いただきました藤原忯子の「忯」の字は、JIS(日本産業規格)の漢字水準で
「第4水準」に属します。
BS プレミアム4K や BS8K の字幕放送では、この第4水準まで表示できますので、他の文字と同じく、「忯」も滑らかな字体でご覧になれます。
一方、総合テレビジョンと BS では、第2水準までしか表示できず、第3・第4水準に属します漢字は表示できません。
このためこれらの文字はデジタルチューナーの「外字」という技術規格で表示しております。「外字」で表示をしますと、滑らかな字体では表示できずギザギザな字体となります。
ご覧になりづらい点、誠に恐れ入りますが、この点、どうかご理解くださいますよう
お願い申し上げます。これからも NHK の放送を、どうぞよろしくお願いいたします
確認すると確かに「忯」は第4水準でした。
しかしここであらたな疑問が。番組では天皇が「よしこ」「よしこ」と連呼しているけれど、音読みとしては「キ」「シ」しかない。ググると(しし/よしこ)と二つの読み方を列挙しているものが多い。この読み方に言及し「キシ」ではないかとするブログもあり大変興味深く読ませていただいた。
ただ、読み方については本題と離れ、私には難しすぎるので深追いはやめておきます。
第4水準文字のギザギザ問題は、てっきりNHKだけの話かと思っていたら他の地上波番組でもギザギザ文字が出てきた。めったにはないがきっと同じ理由なんだろう。
細かなことが気になる親父 記