細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

夏の思い出 子供の幼稚園バックと手形の話

巣立った子供達の部屋を片付けていたら出てきた幼稚園バックと手形。
記憶はないが、手形に書かれた6歳の文字から推測するに小学校入学前の最後の誕生日(年長組)に幼稚園の先生が作ってくれたものだろう。

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およそ4半世紀以上前の思い出の品である。
その子供も今年一児の母親となり、私はジージとなった。

断捨離推進派の妻が子供に「取って置く?」とラインする。
子供:「んーもういいかな。父母がいらないならいいよ」。
断捨離妻:「でも、手形は取っておくね」
子供:「その辺は父母にとっての思い出でしょ」
断捨離妻:〇〇ちゃんが6歳になったら比べてみれば
子供:「そうだね」

妻と子供のやりとりをみていてはっとした。
自分が思っていたことを子供も妻に投げかけていたからだ。

「その辺は父母にとっての思い出でしょ」・・と。

成長したな~と思いながら、捨てられない父としては、この手形の行方も気になった。
でも、最後には断捨離妻の思いがけない巻き返しがありなんとなくホットした。
また親子の思い出の品として後6年は残存することとなったのだから。

2021.08.30 細かなことが気になる親父 記