昨日中日の大相撲九州場所、結びの前の一番「貴景勝と逸ノ城」戦で逸ノ城が反則負けとなった。当初はきわどい土俵際の足についての物言いかと思いきや、相撲途中の髪をつかんだことによる反則負けだった。
・・髪をつかんだことは私も見ていて気にはなっていた・・。
審判長は説明で「髷をつかんだ」ためといい、NHKの解説者は「髪を故意につかんだ」ためと「故意」を強調していた。「髷」と「髪」は違うのか、「故意」があるなら「過失」はいいのか・・と、細かなところが気になった。
少し調べていると、相撲の審判規定10条に「禁手」が示されていて、確かに以前は「頭髪を故意につかむこと」と記されていたようで、今でもこの表現を使用しているものが多かった。しかし、さらにググっていると、なんと今から7年も前の2014年にこの文言から「故意に」が削除されていることがわかった。
念のために今の審判規定を確認すると確かに消えていた。
どうやら正確には「髷」でも「髪」でもなく「頭髪」ののようだが、明日の大相撲解説で果たして訂正解説があるか興味深い。
もちろん細かなことが気になる親父としてはNHKにも情報提供した。
なお、髷については全体の中の部分を示す意味も多いようだが、デジタル百科事典の「髪を頭頂に束ね、髻もとどりを結ったものを折り返したり曲げたりした部分。また、そのような髪形全体をさす。関西では「わげ」という。」の意味とすれば同じ意味で使われているのだろうと理解したい。
ま、それにしても溜席の妖精は昨日もお出ましだった。 ↓
相撲で例えるなら初日からストレートで一人中日勝ち越しである。
本当に熱心なファンでいらっしゃるのだろうけれど凄いな~(^^;
2021.11.22 細かなことが気になる親父 記