大相撲の安治川親方（元関脇安美錦）は、2019年7月場所の途中で現役引退した。
優しそうな目と、ちょっと？薄くなってかろうじて形にしている髷が特徴で、関取最年長として頑張っていた好きな力士の一人だった。
髷をつかまれて反則勝ちとなった時の、ユーモアあるコメントも印象に残っている。
愛情をこめて、ここでは「彼」と呼ばせていただくことをご容赦ください。
現役時代から気になっていて、このブログを始める前からブログに書きたいと思っていたのが、彼の「断髪式」についてだった。
「断髪式」はサラリーマンに例えれば盛大な退職式？に相当するかもしれない区切りの式だ。関取にとっても一生に一度の最後の晴れの舞台である。もっとも関取の場合、現役引退後の方が長いのだが・・。
通常、何十人にもハサミを入れてもらう断髪式を「あの髷でできるのだろうか」が気になっていたところである。
断髪式は当初は昨年（2020年）10月4日の予定だったが、コロナの影響で、今年（2021年）5月30日に延期されていた。
延期に伴い、ブログ記事にすることも延期していたけれど、今回再々延期となったことから、忘れない内に書き留めて置きたいと思った。
断髪式は来年なので、実際にどのような形でハサミが彼の髷に入るかはわからないけれど、書き留めたかったことは「心配ないさ」だ。
当初、冒頭の写真のイメージが強かったので心配していたのだけれど、それを払しょくしてくれたのが、ＮＨＫの鶴瓶の家族に乾杯。
彼が出演した時に映った彼の後ろ髪を見て「あ！大丈夫」と確信した。
これだけあれば、何十人でもハサミを入れられるだろう。
現在、再々延期した断髪式の申込を受付中だが、もう良い席から埋まっているようだ。
ちなみに再々延期した予定日は、2022年5月29日である。切り取られた髷は、是非みてみたいものである。今度こそ開催されることと、彼の今後の活躍を祈りたい。
2021.05.26 細かなことが気になる親父 記
