細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

野位牌と7本塔婆、骨壺の話(part3骨壺編)

葬儀から四十九日法要までの間に気になっていたこと三点の内の今日は最後の三つ目、
骨壺についての備忘録です。日記風に記しています。

葬儀が終わり、49日の納骨の日が近くなった。手元にあった葬儀・法要等に関する本を読み返していると、さて我が家の場合は骨壺のまま納骨するのか骨袋に入れて納骨するのかそれとも骨を骨壺から出してそのまま納骨するのかという疑問が湧いた。

もし骨袋とするなら袋を用意しなければならない。とりあえず急ぎ世話になった葬儀社に連絡し「骨袋」を49日の花と一緒に届けてもらうことにした。

そして迎えた49日、菩提寺の住職を迎えお茶を飲みながら聞いてみると・・。
骨袋にいれてもいれなくてもいい。もし入れたなら、次の相方が亡くなった時に袋から出して一緒にしてあげると良いとのことで、骨袋を使わず直に納骨することにした。

そしてお墓に向かい納骨の段になり、骨箱のカバーを取り桐の骨箱の蓋をあけると・・
想像していた瀬戸物の骨壺はなく、桐箱に焼かれた骨が入っていた
この時に思い出した。そうだ骨揚げの際もこれに入れたんだった(^^;
つまり最初から瀬戸物の骨壺は存在していなかったのだ。

ドラマ相棒21の最終回に近い頃、骨壺が相次いで盗難にあうという話があり、それをみていたせいか、我が家の骨箱の中にも骨壺があるものとばかり思い込んでいたようだ。

納骨も済、無事に49日も終わったのだが、どうも骨壺が気になった。
妻の両親の場合(宗派は我が家と違う)を聞くとなんとも不思議でさらに気になる。母の時は骨壺があったけど父の時はなかったと・・。違いは葬儀社さんの違いで、骨壺なしの葬儀屋さんは今回と同じ葬儀社さんだったのだ。(追記:のちに妻の記憶違いだったことが判明、母のときもなかったとのこと)

そこで馴染みとなった葬儀社さんに、不要となった骨袋を返却しながら聞いてみることにした。すると、・・そもそも当地では骨袋を使用することもかなり限られていて特定のお寺さんの時用に用意しているとの話だった。

いただいた回答は、当地(長野)では骨を土にかえすという風習が殆ど(先のお墓の作り)のため骨壺を使用するのは納骨堂や〇〇学会さんの場合に限られているという。また県内でも佐久や小諸方面では逆に必ず骨壺をつけるのだという。

色々な葬儀の本があったり、ネットでも色々調べることはできるものの、いずれも最後には地域やお寺に確認してくれとの注意書きがある。
今回の葬儀社さんは、骨壺はどうしますか?とは聞かれていないので、私の菩提寺や会話等から骨壺は不要と判断されたのだろう。

特に初めての葬儀の時は、納骨先のお墓の作り(カースト内)はあらかじめ確認しておいて、骨壺や骨袋を使用するかは埋葬先の管理者か菩提寺の住職等に聞いておくとよいかもしれない。ないとは思うが、骨壺が必要な納骨で、納骨に臨み蓋をあけたら骨壺がなかったらちょっとあせると思う。葬儀前の葬儀社との打ち合わせで確認しておきたい。

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細かなことが気になる親父 記