細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

実感や想像ができることと、できないこと。「太陽の光」の不思議

細かなことが気になる親父が、実感や想像ができることとできない

こと、特に太陽の光の不思議についての雑感です。

 

過日、宇宙の想像できる大きさを一辺が10の25乗メートルのフレー

ムの範囲と書きました。一辺が10億光年の視野です。

当然実際に見ているわけではないですが、宇宙ロケットからの地球

の写真やスバル望遠鏡の写真等から科学者が想像できる「絵」とし

て示してくれるとなんとなく想像できたような気になります。

でも、子供の頃の疑問に対しての答えとして学んだ事に、必ずしも

実感や想像できているとは言えないことも多いのです。

 

例えば次の3つ

1.「地球は円球で我々はその上にいる」

2.「地球は1日に時速約1700kmで1回転している」

3.「地球は太陽の周りをまわっている」

 

1.の円球については、2200年以上前のbc265頃に、アレキサンドリ

アのエラストテネスが論理的に証明し、地球が丸いか平たいかに終

止符をうったといいます。逆にいえば、2200年前までは、まだ地球

は平たいとの議論がされていたことになります。

地球が丸いことを実感あるいは想像できるかというと、知識として

はあっても実感できることは少ないです。アポロ11号等からの地球

の「画像」をみて本当に丸いんだとようやく想像ができました。

ただ、いまだに丸い地球から落ちない・浮かないでいることは実感

できていません。

 

2.「地球は1日に時速約1700kmで1回転している」の自転に

ついては、小学校の頃授業で習った。当日の学校帰りに、仲間とピ

ョンビョンと跳ねたら地面が動くのか自転を確認しようと遊んでい

ましたが、誰一人実感はできないし、想像もできていなかった。

その後、バスの中でジャンプして一緒に動いていることから、なん

とかなんとか無理やり想像していますが、実感は今でもありません。

 

3.「地球は太陽の周りをまわっている」については、いまだに実感

はありません。そもそもあのアリストテレスでも、太陽が地球を回

っているとしてそれが長い間信じられてきました。コペルニクス

地動説が1530年頃で、その後ケプラーガリレオ・カリレイの死後

ようやく認められてきたものです。たかだか500年も経っていません。


凡人の私が、アリストテレスと同じ思いであってもおかしいことでは

ないと思うのです。ただ実感はないものの、写真や想像図等から、こ

れもなんとか無理やり想像できているつもりでいます。

 

<むりやりでも想像さえできない、太陽の不思議>

太陽の光の源は、太陽の中心部で水素爆弾が毎秒40万個爆発している

ようなエネルギーです。太陽と地球との距離は約1億4960km。今この

時地球に降り注ぐ「光」は、8分19秒前のものです。

太陽の直径は1392000kmで、半径は696000km   なので中心で作られた

光がそのまま真っすぐ進めばほんの数秒(2.32秒)で太陽表面に到着

するはずです。

ところがここからが全く想像できない世界となります。中心部でつくら

れたエネルギーが太陽表面に到着するのは100万年かかる(注)という

のです。 注:ナツメ社 宇宙の事典より

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つまり今降り注ぐ「光」は100万年前につくられたものというのです

100万年前という時間も想像しにくいですが、数秒で届く距離を100万年

もかかるというのが、もう私の頭ではなんともなりません。

頭の中を?????が渦巻くだけです。

 

不思議なことばかりだな~。大きなことも気になる親父の雑感でした。

ここまで読んでいただけた方に感謝いたします。