本題のきっかけとなったのは、ある命名碑を調べていたことからでした。
それは犀川(さいがわ)の琅鶴湖の命名碑です。
犀川は、長野県内を流れる信濃川水系の一級河川で、松本市島内で奈良井川を合流させて以降の下流部から長野市での千曲川との合流部までを指します。
犀川には東京電力の5つのダムがあり信州新町にある水内(みのち)ダムによりできたダム湖を地元では「琅鶴(ろうかく)湖」と呼ばれています。
町内の土手にはその命名碑があり(赤☆の所)、有島生馬氏の命名とされています。
同町の美術館の横には命名者の有島生馬館も併設されています。命名碑の裏側の文字は残念ながらほぼ判読できませんが、同町の観光協会のFacebookによると
水清冽青きこと琅玕(ろうかん)の如く
景延曲鶴の將に飛翔せんとするに似たり
琅鶴の稱ある所以なり
という有島生馬の詩から命名されたとのことです。
琅玕(ろうかん)と呼ばれる宝石は、翡翠の中でも最高級の翡翠のことを指すようですが、まさに琅鶴(ろうかく)湖の色です。ただ、鶴が羽ばたくような姿はちょっと?
前置きが長くなりましたが、今回、このことを調べている内にあるプログ・・しかも、はてなブログを知りました。琅鶴湖についても詳しく記載されていました。
詳しいな~と思い、さらにこのブログの管理人「市原千尋氏」について確認していると、『マツコの知らない池の世界』にも登場されている水辺の達人でした。
いや~世の中には凄い人がいるものです。勝手にリスペクトしプログの読者登録もさせていただきました。こんな凄い方が同じはてなブログをやっていることにも感動です。
私のインスタントラーメン袋など足元にも及びませんが、何か一つのことを追及するということの凄さを改めて感じました。7000か所は凄すぎです。マツコさんも言っていましたが、週1か所だと135年もかかる数です。しかも今だに更新されています(^^;
今回、是非多くの方に知って欲しくご紹介させていただきました。
市原千尋さん 勝手に紹介させていただきましたがどうかご容赦ください。
2022.06.09 細かなことが気になる親父 記