細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

介護老人保健施設(老健)の入所期限の話【2泊3日×2回とは】 

介護老人保健施設老健)にお世話になる時に気になるのは、入所費用といつまで入所していられるかだと思います。私も老親が利用させていただく時に気になりました。

特に入居期限については、よく3か月とか6か月が限度と耳にしていたからです。
また、何年も当該施設にお世話になっていた方がいることも知っていたので、入所に期限について施設の相談員さんに聞くも、どうも歯切れが悪く一般論の自宅に復帰することを目的とした施設だとしか言ってくれませんでした。

幸い最初は数か月で足の骨折もほぼ治り一旦は自宅に戻り一人暮らしを再開し、他の施設でデイサービスを週1で利用させていました。

ところが再度足の痛みを訴え、再び老健にお世話になることになりました。この時も自宅への復帰を願っていたのですが、しばらくして老健の相談員から一人暮らしはもう難しい(危険)との話があり戻るとしたら私たちの見守りが必要といわれてしまいました。

我が家は色々事情もありとても同居は考えられませんと伝えると、やはりというか一般論の老健の目的からしてずーとはいられないとの話になってしまいました。自宅が無理であれば他のグループホーム等の施設を探すようにも言われ検討も始めました。

そんな中で相談員さんからあった提案が、自宅に帰り老健のショートスティを利用したらどうかでした。私が望んでいるのはショートではなくて出来る限り長く老健にお世話になりたいということなので意味が分からずにいると、同席していたリハビリ担当の方が図に書いて説明してくれたのです。

そのポイントは・・
①ショートスティは在宅となる
②在宅が終わったら再度老健に入所できる
③ショートスティの部屋や再度入所する部屋も同じにできる
でした。

うがった素人表現になってしまいますが、自宅復帰を建前としている老健でも2泊3日を2回乗り切ればリセットされて再度入所(実質連続に近い)できるという話でした。

相談員の方も人ですし、働いているお立場ですから、初めて入所する時からこうした話はできにくいのかもしれません。数か月利用している中で、それぞれの事情にあわせた提案をしてくれるようになるのだと感じました。

その後、何か月かして隣接する同一系列のグループホームに空きが出て3か月だけお試し入居をしてみましたが、本人がなじめずまた老健に戻ることになりました。
この場合もたぶんリセットしたことになるのだと思います。
同一系列の老健とグループだったことで試入所などに対応していただけたわけですが、比較的自由度があるグループホームに、まさか本人がなじめないとは想定外でした。

ただ、グループホームを3か月利用させていただいたものの、かかる費用が予想以上(老健より+4万程度)だったので、金銭面ではほっとしたのが正直なところです。

老両親とも特養、老健にそれぞれお世話になっていますが、比較的良い方と言われる昔の年金(厚生年金と国民年金)でもギリギリです。良いといわれる年金のため、介護保険分が1割ではなく2割負担になり負担が大きくなるためです。

まさに生かさず殺さずがぴったりの収支で、すべて施設費用に充当していますので、それにプラスの1万・2万はどこからか工面しなくてはいけなくなります。まして+4万となると私の今後の年金生活が危うくなってしまう難しい金額です。ギリギリ年金生活になって感じるのは、月であと1万・2万がとっても大きいのです。

今度いつまた退所の話がくるか心配ではありますが、次は何とか2泊3日を2回乗り切る方向で考えたいと思っています。グループホーム入所をきっかけに再度色々と施設を
調べてみましたが特養や老健にまさる(安価)施設はなさそうですので(^^;

介護問題は制度も複雑でわからない事の方が多いです。

この2泊3日2回でリセットの話も、きっとどこかで決められているルールなのでしょうが、説明を受けるまでは知ることはできませんでした。

私も私なりに理解し、どうにかこの記事を書けるまでには時間を要しました。でもいかんせんど素人です。最近、同じような説明をされていたサイトをやっとみつけました。
こちらは実在する老健のサイトなので気になる方は確認してみてください。

この記事が悩んでいる方のお役にたてれば幸いです。
JA岩手県厚生連

細かなことが気になる親父 記