細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

戸倉上山田温泉の衰退を実感する

信州では昔から有名な戸倉上山田温泉

 私が東京・埼玉にある会社に入社した頃、かれこれ半世紀前になるが職場の慰安旅行で行ったこともある。もっとも今はどこも会社の団体旅行は下火と聞く。時代が変わったということだろう。

千曲市によるとピーク時の1976年に130万人を超えた戸倉上山田温泉の来訪者は、2020年に約30万人に激減、2021年も約35万人と低迷した。宴会需要が消え、前身の団体から数えると100年近い歴史を持つ芸妓の組合「上山田戸倉温泉芸寮協同組合」も2021年に解散した。 ↓ 元記事はこちら

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久し振りに訪ねて(宿泊ではなく車で通っただけ)みて、衰退を実感した。
こちらは千曲川にかかる橋にある宿の案内看板を車から撮ったもの。

なにやら文字がよくみえない。拡大してみると・・

拡大しても読めない(^^;
まるでヒヤパ (id:hiyapa)さんの廃墟探索に出てきそうな看板である。

衰退して看板を直す資金や宿のまとまりが無くなってしまったのだろうか。

旅すると、昔からの温泉地に廃墟と化したホテルを最近よくみかけるようになった。泊まった宿からの眺めが廃墟ホテルではちょっと空しくなる。

撤去するにも資金の問題はあるだろうけれど、こうした景観は悪循環になりかねない。
活性化をめざすなら、こんなところも早く手をうって欲しいと気になった。

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