過日買取屋のバイセルさんに切手や着物を売却した時の記事を書いたが、その中で買取不可とされた中に切手の「初日カバー」があった。
初日カバー(しょにちかばー 英語:first day of issueもしくはfirst day cover)とは、郵便切手が貼られ、その切手の発行日当日の消印が押された封筒類のことである。記念切手などでは、記念の対象の関係者には記念品であり、また、数が限られることから切手収集家や記念品収集家のコレクション対象としての趣味性が強い郵趣品である。Wikipediaより
上の写真はフォルダーに整理されたものであるが、古い東京オリンピックのものもあったがこれも買取不可だった。
もう一つは整理されていない初日カバーである。段ボールに二箱あり、一箱3キロあり重さから推定すると合計で1000枚以上はあった。
買取してもらえなかったので、自分でフリマ(私はYahoo!フリマを利用)に出品した。
もとより興味のない方にはゴミと変わらないし、未使用の切手でさえ値崩れしている昨今では、よほど珍しいものでなければ高価格は期待できない。さらに分別するのも大変だし何がプレミアがつくかも分からないので、10円/1枚程度で出品した。
買い手が付くのかも?だったが無事二箱とも同一の方にご購入いただけた。
この方は2000を超える取引実績があるものの、フリマには出品はされていなかった。きになってさらに確認していると、Yahoo!のオークションに同様の商品を出品されていることがわかった。きっとこれらの品の販売を生業とされているのだろう。
いずれにしても、他人からすればゴミだった故人のコレクションが生かされたことで救われた思いである。初日カバーの処分をお考えの方の参考になれば幸いです。
細かなことが気になる親父 記