昨日、大相撲をテレビで見ていたら。連れ合いが「なんであの人だけ字が違うの？」と聞いてきた。
どれどれ・・あ！本当だ、画面右端の「常幸龍」だけ文字の書体が違うではないか。
細かな事が気になる私の癖が、連れ合いにも伝染したのだろうかと思った(^^;）。
ご存じのとおり、相撲取りは「十両」になって初めて関取と呼ばれ、給料がでる。
この表のとおり、十両より下には大勢の無給の相撲取りがいるのだ。
また、十両以上と幕下以下の待遇の差は、給料以外にもこんなにある。
我々がよくテレビでみるのは、いわゆる幕内の取組なのである。
この「常幸龍」、実は幕下筆頭の力士だったのである。つまり無給の力士でありまだ関取とは呼ばれない番付なのだ。恐らく何らかの事情（十両への登竜門的取組とか十両との入れ替え戦的取組）で、十両の力士との取組が組まれたものだと思われる。
そして十両ではないので、あの独特の文字の電光掲示板も用意されておらず、普通の字体で看板が用意されたのだろう。
いつもは連れ合いに、相撲のちょっとした面白ネタを話していたが、これは今まで気づかなかった。細かなことが気になる親父を唸らせた連れ合いの発見だった。完敗。
2020.09.25 細かなことが気になる親父 記
