細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

「上海ライス」とは何か ようやく食べられたものの謎は残った

私はインスタントラーメンだけでなく、普通のラーメンも大好き。
特に昔ながらの中華そばを求めて、新しい店やマイナーな食堂等にも出かけています。

今日は、そんなラーメン探しの中で訪れたお店の謎の食べ物について書いてみます。

その店は市内の外れにあり、おばちゃん一人で切盛りされている「山崎屋食堂さん」。

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数か月前におじゃまし、昔ながらの中華そばを頂いたのですが、店のメニューに初めてみる「上海ライス」の文字。

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気になったので家に帰り、色々ググッてみたものの検索結果ででてくるのはこの店に関する一つのユーチューブ記事だけで正体が不明だった。メジャーな食べ物ではないことは確かだった。

今どき、ネット検索してヒットしない物は珍しい。となると俄然気になってしまう。

先日、ようやくもう一度訪れる事が出来たので、改めて中華そばと「上海ライス」を注文した。出てきたのがこれ。右側が「上海ライス」である。

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食してみると、ソース味のチャーハンという感じ。肉とメンマが入っていた。
後から来た新規のお客さんも気になったのか、「上海ライス」って何ですかと聞いていて、おばちゃんもソース味のご飯を炒めたものと答えていたので、まんざらソース味のチャーハンという表現も間違いではないのだろう。
ただ、チャーハンと異なり、ご飯はパラパラではなくしっとりとしていた。

美味しく頂き、ようやく気になっていた味は確認できた。

ところが、気になっていたもう一つの事が謎で終わってしまったのです。
それは何故「上海ライス」と呼ばれるのかということ。これをおばちゃんに聞いてみたら、50年以上前の開店時からあるけれど、いわれは分からないという。残念。

ネット検索すると「上海チキンライス」「シンガポールチキンライス」というのはあるけれど、いずれもソース味ではないようだ。
とすると、日本で唯一ここでしか食べれられない一品なのかもしれない。
今度自分でも作ってみようかな。

2020.10.01 細かなことが気になる親父 記