皆さまご承知のとおり、着物は普通「右前」で着るものとされています。「左前」は死に装束だからとが一般的な理由のようです。
そこまでは解っていても、いざ着るとなると(着物を着る機会などほとんど無いので、せいぜい旅館の浴衣位ですが・・)あれ?どっちだったと迷ってしまうドラパパです。
これは私が正しく理解せず、「右前」という言葉に引きずられているからのようです。
迷った時のイメージの「右前」とは、自分が着物をひっかけて右手側を左の前にする、つまり「私の着物の右が一番前に」という風に考えてしまうからです。
これだと正しくは「左前」になってしまうようです。これは芸能人が左前の着物写真をSNS等にアップして炎上した時のものです。鏡に映った姿を写真に撮ったとか、スマホのインカメで映った画面をスクショしたことが原因のようです。
こちらは試しに自分をスマホで自撮りしたものですが、スクショすると左のポケットが鏡に映ったと同じに右ポケットになってしまっています。(右がスクショ)
SNSにアップする時などは注意した方が良いのかも知れません。
つまり私のイメージの自分の右襟を前に持っていくのは誤りとなります。日本語は難しいですね。この辺をうまく説明されていたのがこの記事です。
他にも色々な解説がありましたが、私的にはこれが一番意味合いとしては解りやすかったです。右前の前は「先」と覚えておけば良さそうです。
また、実践的には多くの解説でとりあげているのは、上の写真のように「相手からみてyに見えるように」が覚えやすいかも知れません。
また、自分の頭を切り替えるなら、相手からみて右側が前にと、視点を自分と相手を入れ替えて覚えて置きたいと思いました。
あと、右手でハンカチなどをしまいやすくというのも有効かと思いました。
ただ色々調べていると・・こんな記事もありました。
これをみて、また頭が混乱してしまいました。記事の内容はともかく、このモデルさんの着方は明らかに右前で合っているのに✖を掲げているからです。
こうした画像はできれば修正してもらいたいものです。
細かなことが気になる親父 記