細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

実家の赤松との別れ 

実家の庭にある赤松。主がいなくなって1年が過ぎた。
二年に一度位植木屋さんに剪定を頼んでいたが、今年はどうするか迷っていた。

ほぼ空き家で、窓を開けることも少なくなってきた家の松を今後も剪定費用をかけていくか、それとも伐採するかの迷いである。

実家自体は私の生家ではなく、後に両親が購入したものなのでそれほどの愛着がある訳でもないが、ただこの赤松は両親が大事にしていた記憶があるからだ。

妻はとにかく子供達の負担にならないよう全てを処分したい派だ。私は何でもとっておきたがる性分だったけれど、最近は妻に大いに感化されてきている。

そんな優柔不断なアラ古希親父がようやく伐採に向け心に踏ん切りがついた。
踏ん切りがつくと後は早い。ホームセンター経由でなじみの植木屋さんにきてもらうと伐採に15分片付けに15分で終わった。左が伐採前、右が伐採後。

伐採にあたっては、植木屋さんと一緒にお酒と塩を松にまいて、これまでありがとう、お疲れ様でしたと声をかけさせてもらった。お祓いのまねごと(^^;
自分も日本人だな~と思わせてくれる時でもあった。

伐採にかかる費用を調べてみると色々だけど大体こんな感じのところが多かった。

そして私が頼んでいるホームセンターの価格はこんな感じ。我が家の松は、これにあてはまらずに、中木と高木の中間でこれまでの制定費用と同じ20000円でやってくれた。

伐採した松の処分費用は別に6500円だった。

植木屋さんと話をしていると、今は植えるより伐採の仕事が圧倒的に多いとのこと。
世代交代で私のような人が多いらしい(^^; 世話が難しいとなれば伐採の時となる。

ネットでぐぐると色々な伐採業者がいるけれど、私は直接ではなくごまかしがされにくいホームセンター経由で良かったと思っている。来てくれていた植木屋さんにこれまでのお礼と供養にと気持ちばかりの日本酒を持ち帰ってもらった。
もうお会いすることはないでしょうがお元気でと・・お互いに声をかけ別れた。
亡き両親への報告もかねここに備忘録としておきたい。

細かなことが気になる親父 記