過疎地の山間地にある、30年以上前に閉校となった小学校跡地を初めて訪ねてみた。
開校は明治時代で当時は比較的大きな村だったようだ。現在は地域のコミュニティセンターとして使用されているようだけれど、いかんせん過疎化が進んでいる地域で空き家や朽ち果てた商店が点々としていた。
誰もいない旧校舎の玄関前に鎮座していたのがこちら。我々世代(還暦以上)であれば誰でも知っている二宮金次郎像である。
いや~なんか久しぶりに見た気がした。昔はあちこちにあったようにな気がするけど、私の母校の小・中学校では見た記憶がない。どこで観ていたのだろう。
それとも、あったけどいつのまにか撤去されていたのかもしれない。
というのもかなり前から二宮金次郎像を撤去する動きがあったからだ。理由は、歩きながらの本読みは危ないとか、近年では「ながらスマホ」と同一視して良しとしない意見とかがあったからのようなのだ。
さらに笑っちゃうのが、それらの意見に配慮してなのか安直としか思えない座った二宮金次郎像も作られてきたようなのだ。これとて30年前以上の作。
私自身、二宮金次郎氏の功績が頭に残っている訳ではないが、今ならちょっとググればその内容を知ることができるのでここでは触れないでおきたい。
ただ、いずれにせよこの二宮金次郎像は全国的に撤去の流れにあるようだ。
今回改めて少し二宮金次郎についてググっていたら、撤去の運命にある像を引き受けているところがあることを知った。もし皆様の周りで存続の可否や撤去について悩まれていることがあれば参考にしてください。
追伸 同じ校舎跡で変わった像もあったので記録として残しておきたい。
【美術?の先生が造られた像】
【右側のキバが朽ちた象の像】・・子供達の作だろうか?
細かなことが気になる親父 記